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世界の見方~ #ワ探アドカレ ~

ライブハウスワールド「AWAKE」にて


始めに


久しぶりにnote書くな~と思って前回の記事を確認したら一年前でした。草。
どうも、主にVRChatという、最近流行りの言葉で言うところの「メタバース」でポエトリーリーディングという音楽をやっている93poetryです。
今回は僕が所属している「ワールド探検部」のアドベントカレンダー企画、その名も #ワ探アドカレ !
そちらに参加ということで久しぶりにテキストを打っている訳です。
(なお仕込みが間に合わなくて恐らく後日この記事にとあるモノが埋め込まれます。見込みが甘い)
タカオミ部長、EstyOctoberさん、AYANO_TFTさんに続いて4人目の4日目です。
それでは緩くやって行きましょう~!最後には動画があるので観てね!(12/04未完成ですすいません)


ワンマンライブ「コトバノチカラ」より

視点の違いと人生の違い

ワールド探検部にお邪魔するようになってもうすぐ一年になりますが、皆さんと一緒にワールド探検に行くとその度に刺激になります(半分幽霊部員だけど)。
なにが一番面白いかと言うと「VRChatをやっていなければ絶対人生で関わらなかった人たちと遊んでいる」という点です。
ワ探には様々な人がいて(というかVRCには)日本の片田舎で会社員をやっている僕じゃ交わる事のない人と共通の話題で会話するというのは本当に有意義な体験です。
当たり前ですが人間は全く同じ人生を送る事はありません(ポエム)。
どれだけ仲がいい親友でも、血を分けた家族でも、心に決めた恋人でも僕が知らない時間を生きているし、逆に彼、彼女たちが知らない時間を僕も生きています。
そこが視点の違いに繋がると思っていて、とにかく会話一つでも新鮮で面白いのです。
建築の目線、デザイナーの目線、ワールドクリエイターの目線、音楽家の目線、エンジニアの目線……さらに人生で培ってきた価値観が合わされば、同じものを見ても違う意見があり、それは僕の人生においてないもので気付け
てなかったことに気付けることもあるのです。
知らない言葉、知らない背景、知らない技術は確実に僕の人生に影響を与えています。
インターネットが普及し、歳を重ねる度に訪れた土地が増え、何かを見た時に「これは○○みたいだね」と似ている所を見つけてしまい「始めての感動」というのが衰え、気の知れた友人達との会う時間も減っている中でワールド探検部で色んな人と子供のように世界に圧倒されたり、技術に驚愕したり、素直に面白いと笑える時間が送れるのはとても素晴らしい体験だと思います。

自作ワールド「かげあそび」
箱にライト置いてオブジェクト置きまくった影で遊ぶワールド

ワールドが世界になる

ワールドというのは製作者が望むものが置かれ、形成されます。
流れる風には意志があり、揺れる草には意図があり、世界にはその人がいます。
そこに偶然が入り込める隙間は限りなく狭く、それこそが現実の世界との大きな違いかなと思います。
だから「ワールドに訪れた人間」が、整った世界に偶然を呼び、不確定要素になり、世界に他の人が存在することで解釈が増え、急激に現実と仮想の距離が近くなる感覚になります。
一人で訪れた時、友達と訪れた時、また違う人と訪れた時、完成してしまっている世界が少しでも違って見えるのは現実でも同じですよね。
VRChatの友達の事を話す時に「通話した」とか「ゲームした」とかじゃなく「会った」って自然と表現できるのは僕たちが「会える」世界があるからでしょう。
VRChatのワールドは現実の様に災害や天変地異が無いとはいえ永遠に存在する訳ではなく、少しずつ地形が変わる訳でもなく、ある時急に行けなくってしまう時があります。
バージョンアップや色々な要因で行けなくなった世界も沢山あって、その度に忘れがちな世界の向こう側に想いを馳せたりします。
世界を作った神様、ではなく僕と同じ「人間」の貴方たちに感謝を伝えたいです。
見たことない景色を、体験を、出会いを、日常を、知らなかった世界の見方を、ありがとうございます。
個人として世界に出来ることなんて、現実も仮想も大してないでしょう。
でも願わくば僕は一人の存在として「世界の味方」でありたいです。

タイトル未定(12/4現在)

ワールド探検部のsabakichiさんとFUKUKOZYさんの対談をタカオミさんがまとめた「楽しむ想いから生まれる「インディーズ空間」──"バーチャル空間"の"現在"」が余りにも良かったので、自分なりにバーチャル空間について考えた曲を作りました(まだ録音終わってない)
完成したら改めてここにリンクを貼りたいと思います。
それでは、またどこかの世界でお会いしましょう。


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