ライブワールドの話
めっきり冷え込んで冬の訪れを感じる今日この頃、VRで夏の世界に行っても自室は冷え込んでいて脳がバグりますね。
どうも93poetryです。
僕はVRCでは主に音楽活動をしており、ありがたい事に様々なイベントに呼んでいただき楽しく過ごしています。
「様々なイベントに呼んで頂ける」という事はつまり「様々なワールドに行く」という事なので今回はそれについて書いていきたいと思います。
いやぁめっちゃ増えましたね、ライブする場所。
ライブ会場の種類
現実でもそうであるように、一口にライブ会場と言っても一つも同じワールドはありません。ライブハウスやホールの様に現実を模したものは勿論、VR空間らしく宇宙空間に浮かんでいたり、街角の一角にドン!とステージが置かれたりと多種多様。
より現実(日常感)に近づけるか、いかに非現実感(特別感)を出すかの違いはありますが、どれもステージに立つ自分が緊張するほど素晴らしいものが多いです。
実際に会場を紹介してみる
ここからは僕の写真フォルダにあるだけ、そして時間が許すだけ(現在時刻12/06の21時30分、アドカレは6日の担当)ライブ会場を紹介していこうと思います。
イベント時のみ解放される会場もあるので少しでも行ったことのない場所の空気感が伝われば幸いです。
※見出しからTwitterリンクに飛べますがイベントアカウントが見つからなかったところは主催の方のリンクに飛びます
VRMF
まず最初に紹介するのは昨年夏に第一回が開催され、今年は10月に第二回が行われたAMOKA主催の「VRMF」(正式名称はVIRTUAL REALTY MUSIC FESTIVAL)。
VRC由縁のアーティストからVtuberさんが集った大型フェス。
インスタンス上限という壁を破壊するためにメインインスタンスの演者の姿をリアルタイムで各サテライト会場に転送するというシステムを実装し、理論上何人でも同じ姿をそのまま見れるというぶっ飛んだイベント。
ワールド製作からシステム構築に何人もの人が携わり規模だけじゃなく技術面でも最大規模のフェスだと思います。それが伝わる写真がマジでない。
楽しかった。
V-kitazawaAWAKE
バーチャルブルースバンドJOHNNY HENRYのJOHNNY YAMADAさんがオーナーを務めるライブハウス型のワールド。
常時解放している訳ではないものの、申請すれば誰でもイベントが開けるので名前を見た人も多いのではないでしょうか。
地下に下りる階段、壁にあるロッカー、肩と肩がぶつかるサイズのフロア。とにかく全てが「ライブハウス」を感じさせてくれます。
AWAKEではイベント時にスタッフさんが常駐しアナウンス、照明操作などPAさん的な仕事をしてくれているのもとても「らしい」。
ステージから見るお客さんがものすごく近いのでここでのライブはいつも熱が入り過ぎちゃいます。
この間はAWAKE24という24時間音楽が鳴り続ける頭おかしいイベントにも参加させていただきました。
楽しかった。
ALLVERSE
メタバースシンガーソンライターloyさんが主催し製作された会場「ALLVERSE」。
屋台エリアや遊園地、loyさんが行っている配信「VTV」のスタジオなど野外フェスの様相がありつつ、もはや一つの街になっているこの場所は探索してても楽しい場所です。
現在はワールド公開しているので散策するのにもお勧めです。
「とにかくでっかいフェス会場でやりたかった」と製作者のloyさんが言ってたようにイベント主催しつつ曲を作りつつ演者もしつつワールド製作もしたその熱量が詰まった場所とイベントでした。
楽しかった。
OpenMicBarSpotLightTalks
VRChatで音楽をする人にはお馴染み青猫店長が主催をしている「OpenMicBarSpotLightTalks」通称「SLT」は文字通りのオープンマイクを毎週土曜日に開催しています。
オープンマイクというのはステージが誰にでも解放されておりエントリーすればそこでパフォーマンスが出来るというもの。
ここで初めてVRCで演奏したという人も多いんじゃないでしょうか。
オープンマイクイベントだけじゃなく様々なライブイベントも行っているSLT。
「VRChatで音楽を聴きたーい!」っていう人にお勧めです。
楽しいよ。
他にもたくさんのワールドが
時間と尺と僕の持っている写真の都合上、ここで一区切りにしますがとにかく多くの会場があり、イベントがあり、音楽があります。
思いつくだけで他にも
AWAKEと同じリアルタイム照明、そして僕が初めてライブをさせてもらったライブハウスClub Refrain
毎週日曜日に開催されるオープンマイクイベント玉響
廃墟の中でDJやダンサーが集まるRUINS
VTuber楽曲DJ×VTuberライブのあるZero To One(ぜろわんVR)
これだけありますし、もちろんこの記事で紹介した以外にも沢山のライブ会場があります(DJ会場やストリートライブなどもめっちゃある)。
そしてその数だけ魂を込めたパフォーマンスとそれを楽しむ人がいるので、もし気になったイベントがあったら気軽に参加してみてください!
楽しい体験になると思います!
最後に
ワールド探検部アドベントカレンダー12/6担当でしたが、現在時刻は12/7の1時20分です。お前はいつもそうだ自分で決めたことも出来ず、誰もお前を愛さない。前年のアドカレで作ると言った楽曲も完成していない。
ライブ会場に行く理由は「好きなアーティストが出る」というのが大半だと思いますが「この場所が好きだから行く」という理由もあると思います。
実際に舞台袖で待機している時も「なんか(会場が)開いてたから来た」という声が聞こえてきたりします。
そんな時、「この会場が培ってきた歴史とこれからに繋がる思い出の一つになるんだ」と気合いを入れ直したりより緊張したりしている訳ですが……なんというか「場所だなぁ」と思う訳です。
VRChatのワールドは製作者が更新しない限り壁のステッカーが重ねて貼られるわけでも、ロッカーの傷が増えるわけでも、酔っぱらって転んでトイレのドアが傷んだりすることもないですが、たまたま見に行ったアーティストや、そこで出会った人や、寝落ちして端っこでグチャグチャになってる人がそれに相当するじゃないかなと。
願わくばそんな場所の一部になれるライブができたらなと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?