狂気の序章…繰り返してはいけない。
8月15日ですね。
「ニイタカヤマノボレ一二〇八」
意味は「12月8日午前零時以後開戦状態に入り各部隊は予定二基キ作戦を開始せよ」
まさに狂気の始まりの暗号。
六年生の社会で習った記憶「日本はアメリカの真珠湾を攻撃し、その後広島長崎に原子爆弾が落とされて戦争に負けました。」
え?それだけ?
昭和の子供にはまだ教えない方針?
もう一つの疑問「どうして給食ってパンなんだろう?」
アメリカから小麦を輸入してアメリカに利益を与える為だった事は大人になり色々な戦争についての本を読んで知りました。
狂気と誤算
日露戦争で勝利した海軍は道を誤った、巨大戦艦大和と武蔵二隻の製造から撃沈までがこの本でわかります。
時代は軍艦より空母を、大砲より戦闘機の時代に移行している事に本当に誰も気が付いてなかったのでしょうか。
米軍と日本軍の待遇の違い
米軍パイロットはちゃんと休暇がありました、人口比が違いすぎますが、日本人パイロットには休暇などありません。
恐れられた零銭も開戦当初しか活躍出来てません。
訓練されたパイロット達が毎日飛ぶのです、当然ながら腕のあるパイロットが少なくなります。
そして最も愚かな【神風特攻隊】へと作戦が移行していきます。
日露不可侵条約
満州に暮らしていた日本人北方四島にアメリカにズタズタにされ反撃の余地が無いと察したソ連軍(当時)が進行してきて満州から日本に帰還するまでの民間人の苦難が書かれてます。
不可侵条約はいとも簡単に無かった事にされたようです…流石ソ連と言っておきましょう。
今も戦争は起こってるし、内戦もある、どこかで誰かが犠牲になり、自らの手で会った事も無い人間を殺してしまっている人が居る。日本は専守防衛二度と戦争はしないと誓っているが、仕掛けてこられたらもう自国を守るしかないですよね。そんな事にならない事を強く願うばかりです。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。