
“後追い”で読んだ漫画家【ちばてつや】
私が過去に読み終えたちばてつや氏の単行本の判型と、極私的ランキング。
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◎『あしたのジョー』 文庫判・全20巻 ※原作:高森朝雄(=梶原一騎)
◯『あるあしかの話』 文庫判・全1巻 ※「短編漫画」集
△『紫電改のタカ』 新書判・全6巻 ※「戦闘機乗り」たちの戦記漫画
△『餓鬼(がき)』 文庫判・全2巻 ※巨額の遺産をめぐる「金の亡者」達
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『あしたのジョー』は、昭和の文化人、学者、ジャーナリストらへのアンケートを基にした『大アンケートによる少年少女マンガベスト100』(1992年/文春文庫)では1位。主に中年の「子供の頃に読んだ漫画」がメインですが。

他にも『モサ』という「スリの少年」の話は読んだはずだが判型すら忘却。

☆「私が読んだ単行本」の書影コレクション
◆『あしたのジョー』 文庫判・全20巻
私は中学生の時に本作を知ったが、後追いなので新刊書店には売っておらず古本屋で1冊ずつコツコツ集めた。1巻から順番に集められないので、バラバラに読んでいた。20歳の頃に古本屋で「ちばてつや漫画文庫」全20巻を買い初めて通読できた。個人的には、前半の少年院での力石との出会いと、コンニャクみたいな青山?との対戦がピーク。アニメは総集編?の映画版は観ているが、今回は除外。漫画は後半のカーロス・リベラ戦から最後のホセ・メンドーサ戦までの間がダレるが、無理に引き延ばさずに終わったのも良い。夏目房之介(1950-)氏、夢枕獏(1951-)氏は本作に思い入れがあるようだ。

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★ジョー(矢吹 丈)のイラスト集



★新連載の予告(1967年12月24日号) 《1968年1月1日号(発売日は1967年12月15日)から1973年5月13日号にかけて連載された。》 Wikipediaより

★「最終回」掲載号の表紙(※左がちば氏、右が高森朝雄(=梶原一騎)氏)

◆『あるあしかの話』 文庫判・全1巻 ※収録の短編はどれも優れた作品

※収録作品のうち4作?は短編漫画集『風のように』(2022年)に収録(未購入)。

◆『紫電改(しでんかい)のタカ』 新書判・全6巻

◆『餓鬼(がき)』 文庫判・全2巻

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