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静岡ブルーレヴズ観戦記☆3/26・第13節vs三菱重工相模原ダイナボアーズ〜オレンジの城、結果が全て❗️〜

 1.オレンジの風吹く街へ

 夏日を思わせるような週明けから一転、週末はまさに花冷え🌸、しかも冷たい雨が降る☔️

 『ソメイヨシノ 満開は27日』
 お天気アプリによれば、桜前線は今静岡を通過中らしい。
 新幹線ホームは、外国人団体客で賑わっていた。これから京都に向かうのか、セーラームーン的スタイルの少女が青い目をスマホに走らせている。

 この日は久々のひかり号、新横浜を通過すれば次は三島、そして静岡、約1時間の旅路。

2週間ぶりの静岡遠征、目的地は静岡市清水区、『燃える天空のオレンジ城🍊』

2023年3月26日
ジャパンラグビーリーグワン2022/23 第13節 静岡ブルーレヴズvs三菱重工相模原ダイナボアーズ@IAIスタジアム日本平

この日のテーマは【アイスタDEラグビー】

静岡駅『ASTY静岡』入口ドアに掲示されたポスター

 なぜ、このネーミング⁉️
 静岡県民もしくはサッカーファン以外のラグビーファンには分かりにくいだろうか。

 アイスタは、サッカーJ2『清水エスパルス』のホームスタジアム、
『清水のライバル』といえば、
あの『水色』=ジュビロ磐田=元ヤマハ発動機サッカー部であり、

 昨季、レヴズ=元ヤマハ発動機ラグビー部が、ここを初めてHOMEとして使用したのは、それだけで『事件』に近かった😳😳

 理屈はさておき、下掲動画を見れば、『アイスタDEラグビー』との表現が大袈裟でも何でもないことがわかるだろう。ここは徹頭徹尾サッカー以外ありえない場所なのだ💦

 ユルユル、とはいえ若い頃から清水サポだった私は、東海道線清水駅改札の『ここ』で既に涙目だ🥹ああ、エスパルスの街に来たのだ⭐️

改札横に次戦のアナウンス。リーグ戦は、勝ちもしないが負けもしない『ドロー街道』爆進中のエスパルス、今度こそ勝つ❗️

 エスパルス公式マスコット『パルちゃん』と『ちびまる子ちゃん』の旗が、選手と『共に戦う』者たちを優しく迎え入れる。

この昭和テイスト、心が和みます

もちろん、頼もしい『オレンジ戦士』達のフラッグがズラリとお出迎えしてくれる。

左から、松岡くん、サンタナ様、権田様、シラくん、れおんくん。松岡くんは先日ブラジルに旅立った、パリ五輪で待ってるよ🇫🇷

 私の周りは、なぜかスッとこの通路を通過していく。もう見慣れた風景なのか、あるいは、、『あの水色』チームのサポなのか⁉️

 スタジアムまではシャトルバスに乗る。左手にエスパルスドリームプラザが見えてきた。 『埠頭』を示す標識、道に連なる倉庫群、この奥に『港』があり、その先には『海』が広がっている。

 海のある街、、そんな感慨も束の間、交差点を右折すると緩やかな登り坂が始まった。徐々に傾斜を強める坂をバスはグングン登っていく。

 すると、、

 ああ、花のトンネル🌸🌸❗️

 日本平総合運動公園へと向かう道、両脇の桜は満開だ。長く折り重なる枝が、まさに『花道』を作っている🌸🌸

 私は、ただ息を呑んでその美しい花道を見つめるばかりだった。

 駐車場に到着、この桜並木も満開だ。

春の雨に煙る桜並木
濡れながら必死に撮る

 雨は容赦なく降っている。私の周りも、水たまりを避けつつ満開の桜をカメラに収めていた。

 そして眼前には、『あのスタジアム』が、桜を堪能したファン達を待っていた。

一年ぶりの『アイスタ』❗️

清水エスパルスのホームスタジアム、通称『アイスタ』

この日は、『レヴズブルー』の旗が『ラグビーファン』を迎える。

ああ、晴れてほしかった

 雨天中止となった企画があったものの、トークショーや選手との交流イベント等で、レヴニスタ&ダイナメイトは既に楽しい時を過ごしているようだ。

 私は物販コーナーに直行した。
 そうそう、これがほしかった❗️

レヴズくんとパルちゃんとのコラボ

 雨脚は一向に衰える気配がない。このまま入場口へ直行することにした。雨が降ると、どうも心の余裕がなくなってしまう。
 
 私の座ったバックスタンドには屋根があった。といっても、後ろに壁があるわけではないから、強風が吹いたら濡れるのか⁉️

 グラウンドでは早くも練習が始まっていた。

 この日はカメラがない🥲
 ポンチョ等雨対策一式をカバンに入れたら隙間がなくなったのだ🥲🥲

西スタンド2階に熱烈清水サポは集結する

向かいの小高い丘は霧に包まれ、桜色がぼんやりと丘を染めている。

時が止まったような幻想的風景

 選手達は雨に濡れながら体を動かしている。

目の詰まった見事な芝

 雨☂️
 意外とこれがいいのかもしれない❗️

 前節、秩父宮でのブラックラムズ東京戦は、全得点を叩き出したサム兄さんの活躍もあり劇的勝利を収めていた🌸🌸
そう、終了寸前相手ボールラインアウト、マリー兄さんのスチールで見事勝ち切ったのだ❗️

 思えば、『終了間際の逆転負け』という『悲劇』は、ちょうど一年前のアイスタから始まっていた。 

 あの日から、レヴニスタを何度『悲劇』が襲った事だろう、、 前節の勝利は、その負の連鎖を断ち切る『禊ぎ』のようなものだったのか。

 この日の試合、
メンバーは既に発表されていた。

 今節も、クワッガ兄さんは欠場する。共同キャプテンが2人とも出場できない異例の事態に、前キャプテン大戸さんが再びキャプテンとして選手達を牽引する🔥🔥

 今回こそ総力戦だ🔥🔥
 前節、今時甲子園でも見たことがない『先発15人だけで前後半を戦い抜く』という思い切った策に出たレヴズ。さすがにその疲労は多少この試合に影響を及ぼすだろう。

 とにかく、この試合は、
 勝利、これしかない❗️
 大混戦のリーグワン2022/23、一節終わる毎に目まぐるしく順位が入れ替わる。
 
ダイナボアーズとのポイント差は僅かに1、
 
 次節から、ブレイブルーパス、ワイルドナイツ、ヴェルブリッツと難敵が続く事を思えば、この試合は勝利以外有り得ない。

 🔥🔥結果が全てだ🔥🔥

選手たち全員で円陣を組む。寄り添うコーチ陣。

ファンの抱く緊迫感は、ダイナボアーズも同じだろう。こちらは最終節にブラックラムズとの決戦が控えている。

 場内の張り詰めた空気を解きほぐすかのように、ポンチョ姿のレヴズくんとダイボくんがファンへのグリーティングを始めようとしていた。

スマホで撮ったもののピントが合ったのはこれだけ。

 選手達はスタジアム内に引き上げていき、代わりに大漁旗を持った人々がグラウンドに入ってきた。

降りしきる雨の中、大漁旗が並ぶ、

 青いレインポンチョに容赦なく雨が降り注ぐ中、色鮮やかな大漁旗の花道を創る。

沢山の小さな愛とプロフェッショナルの気概が良質のエンターテイメントを成立させる。

 両チーム選手達が入場する。One Revs の曲と共にレヴズの選手達が走ってきた。

久々のバックスタンド、入場する選手達の表情が見える。これもいい。

大戸さんがこの日のキャプテンを務める。

 次いで、脇の出入り口からダイナボアーズが走ってグラウンドに入ってきた。このアウェーテイストな入場もアイスタ風演出なのか⁉️

レヴズの選手達は円陣を組んだ。私達はただ祈る。
 勝利を❗️

試合が始まった。

西スタンド壁面に飾られた優勝パネル。この誇りを胸に、力の限り❗️

2.前半〜and then there were 14


 アイスタに乗り込んだダイナボアーズファン=ダイナメイト応援団は、鳴り物とメガホンの先導で応援を繰り出す。溌剌&爽やかな『全緑応援』スタイルは他チームファンにも好評だ。
 
 予想通り、ダイナボアーズはパワーでレヴズに襲いかかり、開始早々レヴズ陣内でボールに絡む。レヴズ『ノット リリース ザ ボール』のペナルティー🥲
 ダイナボアーズはショットを選択、PG成功。
 今節もまた、ダイナボアーズ司令塔シルコック選手がレヴズの前に立ちはだかる🔥

開始早々 0ー3  レヴズはリードを許す。

 ダイナボアーズは攻勢を強める。レヴズ陣内に入り、レヴズは再びペナルティー🥲

 さらに開始2分、レヴズに更なる試練が訪れる。
 タックルの際、腕が相手の頭に入っている、として日野さんにシンビン🟨=10分間退場の判定が😨😨

 レヴズは早くも14人になってしまった。
 ダイナボアーズは敵陣深く入りラインアウトからモールで攻める。しかし、ここはレヴズの防御が優りトライを許さない🔥

 勝負には流れがあるのか、、
 ダイナボアーズは攻め続けるが、ここぞの場面でペナルティーがあり、レヴズはその都度窮地を脱し、ようやくセンターライン付近まで戻ってきた。

ここで場内に、 
あの『必殺仕事人』的ファンファーレが鳴る🔥

レーヴズ❗️
前回より、声が出るようになったか、、

 この声援の成果か、レヴズは『仕事人』になった。
 レヴズ電光石火の攻撃🔥🔥

 マイボールのラインアウト、モール内からボールを受け取ったプリン兄さんが一気に走る🔥そしてボールをサム兄さんへ、再びブリン兄さんにボールが渡る🔥周りには誰もいない❗️

 兄さんはそのまま真っ直ぐ駆け抜けた🔥🔥
レヴズ・ブリン兄さん逆転のトライ⭐️⭐️ サム兄さんのCGも成功🌟🌟

7ー3  レヴズ逆転⭐️⭐️

 渦巻く不安から解き放たれたように、レヴニスタから大きな拍手と手拍子が沸いた⭐️⭐️

 その後は、陣地を取るキックの応酬が続く。ここでダイナボアーズがペナルティー。
 レヴズはマイボールラインアウトからモール、更に右へボールを回していく。
 家村さんがボールをタッチに蹴り出し、敵陣深い位置で相手ボールのラインアウト、しかもこれがノットストレートの判定で、レヴズボールのスクラムに変わった。

 トライのチャンス❗️
 場内にエンジン音とMake some noiseの拍手が響く。
 しかし、、このスクラム勝負はダイナボアーズが勝ち、レヴズはチャンスを逸する🥲。

 チャンスを逃すと、やはりピンチはやってくる😨

 今度はレヴズペナルティー🥲
 ダイナボアーズはショット選択、しかし、
ボールはポストに当たり、前に落ちた。

早くも前半20分を経過。

 レヴズはダイナボアーズのペナルティーで敵陣に入るが、その後ペナルティーを重ね、逆に自陣深くに侵入を許してしまう🥲🥲
 しかし、ここもダイナボアーズボールのラインアウトがノットストレートの判定、レヴズは窮地を脱した。
 その後さらにダイナボアーズのペナルティーがあり、レヴズは敵陣に入る。

攻めるレヴズ🔥🔥ダイナボアーズにペナルティー。
 ここでゲームが一度止まった。レヴズ伊藤さんが顔を顰めて座り込んでいる。

 TMO が入った。会場は不穏な空気に包まれた。やがて、、
 レフリーの示したカードの色に、会場は更にざわめいた。
 赤🟥❗️
 伊藤さんの右肩にコンタクトしたダイナボアーズのヘモポ選手にレッドカード=退場、がでたのだ。

 まだ前半30分にもなっていない。試合終了まで相手は14人になった、、
 
 レヴズは敵陣で攻め続ける。ダイナボアーズにペナルティー。
レヴズはショット選択、サム兄さんのPG成功❗️
10ー3  7点差❗️

 しかし、試合とは簡単なものではない。

 この後思いがけないことが起こる。
 レヴズはボールを確保、ブリン兄さんがボールを出すタイミングを窺っていた所、突然笛がなった。何が起こった⁉️
 後日録画を見て知ったが、use it のコールの後5秒以内にボールを出さないといけない、らしい。
 自陣深くで相手ボールになってしまった😨
 相手ボールのスクラム、ダイナボアーズはボールを回していく。ここでレヴズにペナルティー🥲
 ダイナボアーズはショット選択、PG成功。

 10ー6  4点差。
 場内には、今季初披露の
『Shi ❗️zu❗️o ❗️ka❗️』のコールが響いた。

 前半も残り5分❗️

 天候のせいか、その後キックの応酬が続く。レヴズ陣内でレヴズペナルティー🥲しかもサム兄さんが足を気にしている。

 レヴズ陣内深くダイナボアーズボールのラインアウト。
 ホーンが鳴った、これが前半最後のプレー。

 ダイナボアーズはボールを回してジリジリと前進、ゴールライン目前に迫る。ライン上の攻防の最中レヴズにペナルティー、一旦仕切り直しとなり、再びダイナボアーズとのゴールライン目前での攻防、ここでシルコック選手はゴールライン内にボールを蹴り込んだ。
走り込む両チームの選手🔥🔥

 TMOが入った。
 たしかに、、ブリン兄さんの手がボールをはたいているように見えるが、、
 結局、
 ダイナボアーズにペナルティートライ&ブリン兄さんにシンビン🟨😨

 10ー13  ダイナボアーズが逆転

 ここで前半終了
 そしてレヴズも、再び14人になった、、

 ハーフタイム、
 華麗なバイクの妙技が観衆を盛り上げた。

 ちなみに、
 【アイスタの主・エスパルス】は、この時さいたま市駒場競技場にいた。
 浦和サポからお約束の【手荒い】コールを浴びながら騒然とした雰囲気のグラウンドに入場していたのだった、、

 この日のアイスタは、緊迫感満載だが、とりあえず平穏無事に時は流れていく、、

3、後半〜試練を、悲劇を、乗り越えて


 開始早々敵陣深く攻め込むレヴズ、
 レヴニスタの手拍子が、14人となったレヴズを後押しする🔥🔥やはり、サム兄さんは前半で退いていた。
 
 しかし、ラインアウトからのモールで攻めきれず、レヴズペナルティー🥲、チャンスを逸する。
 さらに攻めるレヴズ🔥、ブリン兄さんの代わりに小林さんがSHの位置に入る。昨季のブラックラムズ戦でも、小林さんはこの大任を務めあげた。
 再びレヴズにペナルティー、ダイナボアーズが攻勢に転じる🔥
 レヴズはスクラム勝負に勝ち、陣地を挽回、さらに前進し、第一の砦『敵陣22メートルライン』内側まで入った🔥ここでブリン兄さんも帰ってきた⭐️

 マイボールのラインアウト、ブリン兄さんはボールを左に、さらに右へ回していく🔥

 タヒトゥア兄さんから小林さん、即大外右の伊東さんへ❗️
 伊東さんは敵を振り切りそのまま一直線に飛び込んだ🔥🔥

 伊東さん逆転のトライ⭐️⭐️CG は不成功  サム兄さんの不在はやはり痛い。

15ー13 レヴズ2点のリード❗️

 この試合の持つ意味からか、後日見たJsportsの映像は、いつにも増して両チームの指導陣を映し出した。
 堀川隆延HC(=タッキー)と大久保直弥アシスタントコーチ(=ナオさん)は、ピンチの場面も得点の瞬間も、表情を変えることなく、鋭い視線をグラウンドに送り続ける。

 再びキックの応酬が始まった。息詰まる駆け引きの末、レヴズが攻勢に転じる。
 しかし、マイボールのラインアウト、のはずが、、
 遅延行為ということか、相手ボールに変わってしまう😨
 センターライン付近でダイナボアーズボールのラインアウト、
 ダイナボアーズはモールでジリジリと前進、さらにシルコック選手が高く蹴り上げたボールをダイナボアーズが獲得、あっという間にゴールラインが近づいてきた🔥

 必死で守るレヴズ、しかしペナルティーを出してしまい、益々ダイナボアーズは攻勢を強める。
 遂にゴールライン上での攻防🔥、機を見てダイナボアーズは右へ飛び込んだ。レヴズの防御網は破られた。

 ダイナボアーズ トライ、CGも成功。

 15ー20 ダイナボアーズ再びリード❗️

 オーオー❗️オーオー❗️
 ダイナメイト応援団は太鼓を打ち鳴らし、緑のタオルを振りながら歓喜に沸く。

 レヴズのピンチは続く。
 敵陣でのラインアウトはノットストレート、相手ボールのスクラムから攻められるが、ここは相手のペナルティーに救われる。

残り時間は15分❗️

 レヴズはラインアウトのボールをスチールされ前進のチャンスを逸するも、その後キックの応酬に勝ち、これを機に敵陣深くに駒を進める🔥
 ラインアウトからモールへ、ダイナボアーズにペナルティー=レヴズにアドバンテージが出ている❗️

右へ、右へ、前進を重ねゴールラインは目前🔥

 ブリン兄さんがパスしたのは、、大外右を走り込んでいた伊東さん🔥
 伊東さんはそのまま直進、ゴールライン内で中央へ方向転換、地に飛び込んだ🔥🔥

伊東さん この日2本目、殊勲のトライ🌟🌟
レヴニスタの拍手と手拍子が止まらない。

今度はスワート兄さんがCGのキックを蹴る。しかし、大きく左にそれ、会場は大きなため息に包まれた。

20-20 ついに同点
前回は同点で幕を閉じた。
残り時間はあと9分❗️

 ダイナボアーズボールのラインアウト、ボールをスチールしたレヴズだったが、敵陣に入ってのラインアウトがノットストレート🥲

 相手ボールのラインアウトから再びキックの応酬へ。

 レヴズ・ファリア兄さんはキャッチしたボールを持ちそのままダッシュ🔥さらにボールを前に蹴り出し自分でキャッチ🔥
 しかし、ここはボールをジャッカルされ前進ならず。
 陣地を回復しラインアウトからモールへと攻めるダイナボアーズ🔥
 さらにまたもキックの応酬となった所で、ファリア兄さんはまたもキャッチしてダッシュ🔥ボールを前に蹴り出した🔥
 このボールをレヴズは獲得しそのまま攻め上がるが、スローフォワードのペナルティーが出てトライには至らない🥲
 しかし、
 この間にダイナボアーズのペナルティーがあり、レヴズはPGのチャンスを得る🔥🔥🔥

 残り時間はあと3分❗️

 場内の緊張は最高潮に達した。

 スワート兄さんの蹴ったボールは、長い放物線を描いてポールの間を通過していった。

PG成功⭐️⭐️23ー20
レヴズ3点リード❗️

 ここで、
 映像はレヴズ指導陣を映し出した。黙々と指示を出すタッキー、堅く組んだ両手を口元に当てグラウンドを見つめるナオさん、、突然タッキーが立ち上がり、マイクを持たない左手を伸ばし指示を出した。

残り時間あと2分❗️

息詰まるキックの応酬、それにしても、
ファリア兄さんのキックは絶妙だった❗️50/22成功❗️

 敵陣深くマイボールでのラインアウトに🔥

 残り時間は30秒❗️

 ラインアウトからモールでグングン押す❗️まもなくレフリーの笛が鳴った。

 レヴズ ペナルティートライを獲得 7点追加❗️
 30ー20 10点差❗️1トライ1ゴールでも追いつけない❗️

 しかし、
 時間は僅かに残っていた。プレーはまだ続く。ダイナボアーズは攻め続ける🔥ここでレヴズのペナルティー😨😨

 ダイナボアーズはショットを選択、

 これが決まれば、ダイナボアーズはポイント1を獲得する。しかし、ボールは右へ外れていった。

 ノーサイド
 30ー20
 静岡ブルーレヴズの勝利
 勝った、勝ったのだ❗️相手にポイントも与えることなく、ポイント4を獲得した。

 雨はほとんど止んでいた。両チームが互いの健闘を称え合う。観客は拍手で選手たちを労う。ダイナメイト応援団の太鼓が、激闘を終えた両チームにエールを送っている。

ダイナボアーズの14人とは思えぬ堂々たる戦いぶりにレヴニスタも賞賛の拍手を送る
重圧に打ち勝ったレヴズに観客の拍手は続く

 POMには、2トライをあげた伊東さんが選ばれた。

試合通して果敢なタックルを見せたリチャードさんには、この試合のスポンサー『静鉄グループ』さんからの表彰と副賞の授与があった。

 私はここで席を立った。
 アイスタには『シャトルバス』という最後の難関が残っていた。一旦渋滞にハマれば新幹線に間に合わない。

 わずかに雨が残る中、私はバスの乗降所に向かった。その時、思いがけない風景が私の目の前に現れた。

☁️☁️ああ、雲の海☁️☁️
彼方に広がる真っ白な雲海、その中に浮かぶ群青の山並みは、神々しいまでに美しかった。

〜あとがき〜

 勝利を確信した瞬間、涙がこぼれました。ここに至るまでの苦しい道のり、この試合の持つ重圧、あらゆるものから解き放たれた、そんな歓喜の瞬間でした。
 美しい日本平の春を背景に、青々とした見事な芝で繰り広げられたアイスタでの試合は、最後まで見応えがありました。
 ダイナボアーズは強かった、応援団の清々しい応援スタイルも印象的でした。

 ちなみに、駒場での浦和vs清水は後半清水が追いついてドロー決着、清水は今度こそ勝利を勝ち取るべく、29日のホーム試合に臨みます。













 


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