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ヤマハ発動機ジュビロ会報誌『スクラムジュビロ』の添付チラシに『一言』申し上げます🙇‍♀️

『新生ヤマハ』のファンになろう

そう考えて、会報誌『スクラムジュビロ』アーカイブは封印、最新号が届くのを待っていた。

先程手に取り、早速開こうとしたのだが、、、

会報誌にはチラシが添付されていた。

ホームゲーム、という言い方をラグビーはしないが、ヤマハの本拠地『ヤマハスタジアム』での試合に関するものだった。来場者特典があるらしい。

このご時世でなくても、私には東京から新幹線なんてあまりに絵空事、読んで行った気分になることにした。

しかし、しかし!

あの、、これから『思い切って』申し上げます。

前略

ヤマハ事務局の皆様。

あのハリセンはなんでしょうか?2019W杯からの新しいファンが、喜んであれを持つ、と思っていらっしゃるのですか?驚きました。

たしかに、古くからのファンからすれば、特にヤマハスタジアムでは、

あの日本選手権優勝も知らないファンは『ファン』でないかもしれません。

2015W杯の五郎丸選手の活躍を見てもヤマハスタジアムに来なかった人間は『ファン』と認識されないかもしれません。

でも、知ってください。

W杯後、ラグビー場の客席で新しいファンは単に『にわか』と呼ばれます。『ファン』なんて言ってもらえません。

失せろ、にわか!

にわか、いなくなればいいのに!

こんな声を何度も聞きました。

今この言葉は、新しいファンを指すいわば蔑称として定着しています。

もちろん、自ら進んで

私、にわかです。

という方もいます。でも、全ての皆さんが好んで口にしてるわけではありません。日本人は常に謙虚さを示さないと叩かれますから、先に言わないと何か言われるかも、という気持ちになるのです。いわば自衛の言葉です。

ここで考えてみてください。

にわかを代表、とは何を意味するのですか?

にわかを卒業、とはどういう状態を指すのですか?

屁理屈を並べているのではありません。

古参かつコアファンであろうスタッフの皆様は、このグッズを考案した際に、新しいファンの置かれた状況や気持ちを本当に考えてくださったのか、疑問に思ったのです。

もし私がヤマハスタジアムに行って、どちらか選べと言われたら

『いりません。《ヤマハfamily》なら喜んでいただきますが』と即答します。

ファンにはいくつかの区別があります。

コアか、ライトか、これは自ら選択できます。自分の価値観なので。しかし、

『いつ』ファンになったのか、これは自分ではコントロールできません。

国籍、肌の色、性別等と同じです。

バスケBリーグは、ファンを『ブースター』と呼んでいます。アリーナには、今までバスケに縁の無かったであろうシニア層も来ています。選手やチームは、もれなくお客さんを『ブースターさん』と呼んでくれます。

歌舞伎や宝塚のような歴史ある芸能も新しいファンはいつも大歓迎、ファン歴で区別などしません。

この言葉は『有名な方が発した言葉』だと知っています。ですから、ラグビー界でこれからも長く使われる言葉だろうと思います。

でも、こういう見方があることも知ってください。

私は.今にわかと呼ばれた方が、2023年からファンになった方を今度は『にわか』と呼ぶ、こんな言葉の循環は無い方がいい、と考えています。

言葉が過ぎておりましたらお詫びいたします。

ただ、入場口で、ファン歴を問われる新しいファンの気持ちに思いを馳せていただければと思います。

来てくれてありがとう!あなたもヤマハファミリーですね!

新しいファンは『歓迎のメッセージ』が欲しいのです。ファン歴を問われるのではなく。

ご一考いただけましたら幸いです。

草々

新生ヤマハをささやかに応援する一ファンより







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