ラグビーマガジン12月号・初心者も楽しめる記事を選んでみました(その1)〜未来の日本代表を発掘してみる〜
今月も買ってみた。
ラグビーマガジン12月号
娘の『Myojo』や『宝塚graph 』と並べると
一般女性が、人生でほとんどの場合縁がない『理想の男性達』ばかり
フェアリー系かマッチョ系か、の違いはあるが、つくづくエンターテインメントとは『夢』を売るものなんだと思う。
人生とは切ないものだが、憧れは憧れのうちが華、というのもまた真実のような気がするし。
どこかやるせない思いを抱きながら開く前に、今月の表紙を注目してみる。
今季大学ラグビーのトップスター 明治大学主将箸本龍雅くんだ。
先日の筑波戦で改めてプレーを見たが、体の大きさといい、試合中の落ち着きぶりといい、
超スーパー大学級
野球なら、ドラフトで競合必至の逸材、とすぐわかる。
半年以上に及ぶ永い眠りについていたラグビー界、その目覚めとなった関東大学ラグビーは、今週末から佳境を迎える。
巻頭から、ここまでの試合経過が、美しい写真と共に続いている。
とはいえ、大学ラグビーというのは、なにかしら興味が湧かないと初心者には若干敷居が高い。
しかし、女性ファンの方が馴染みやすい一面もある。やはり今月号はここからチェックしたい。
大学ラグビー、何が楽しいの?
初心者女性ファンに問われたら、私はこんな風に答えてみる。
例えば、ジャニーズファンの方には、
『デビュー前のジャニーズJr.みたいなものですよ』と説明すればいい。
宝塚ファンの方には
『宝塚音楽学校の生徒を文化祭で発掘するようなものですよ』
と言えば、『なんだ、そういうことね!』と、
俄然観戦意欲が湧いてくるだろう、おそらく。
なんと言っても大学ラグビーの注目選手は、もれなく
『未来の日本代表』候補達だ。
しかも、田村優さんみたいな既にスターである選手より、『スターの卵を発掘する』方が好き、という女性は意外と多い。
その是非は別として、日本代表のほぼ全員が、日本の大学ラグビーを経由している現状を思えば、大学ラグビーは『卵の宝庫』ということになる。
今月号で箸本くんを覚えるだけで、数年後
『私、彼の明大時代から知ってるから』
と、国立競技場で桜のジャージを着ているであろう彼を指差して、ちょっと優越感に浸れるはずだ。
初心者女性ファンにとっては
明大の箸本くんを覚えた
これだけで今月号を半分制覇したようなものだ。
もちろん、彼は四年生、来年にはトップリーガーになってしまう。
下級生のうちから追いたい!
という熱意ある女性には、12.13ページ掲載の
明治大学一年生 池戸将太郎くん
筑波大学一年生 谷山隼大くん
をチェックすればよい。
もちろん、できれば6ページの
明治大学3年生児玉樹くん
を先に覚えた方がいいと思う。
とはいえ、
人間は欲張ると必ず挫折する。
スター発掘はここで一旦打ち止めにした方が良い。
何かのファンであり続けるためには、細く長く、が大切だ。結婚生活と同じで。
なにより、
ラグビーファンか否かは、知識量の多少で決まるわけではないしね。
さて、ここのチェックを終えたら、次は少し考えさせられる記事を読んでみたい。
次回に続きます🙇♀️
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