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Thousand Year Old Vampireの話
すごく面白くて、ログを整形して置いておきたくなった。
Thousand Year Old Vampire(TYOV)とは
ソロジャーナルというジャンルのゲーム。
初めに主人公になるキャラクターにプレイヤーが設定や名前をつける。
TYOVでは新米の吸血鬼だ。
主人公の周辺人物、持っている技能、資産(小物でもいい)も設定する。
更に、主人公が吸血鬼になるまでの記憶を設定する。
ここま
TYOVプレイログ_ReadMe
①「TYOV~」タイトルの記事は、全て「Thousand Year Old Vampire」のゲーム内容を含みます。【啓示】の文章そのものやその番号は記載していませんが、気になる方はプレイ後にご覧ください。気にならない場合は読んだ後にプレイしてください。
②この整形済みログの元となったのは、ソロジャーナル初挑戦の九弐ニデルのログです。ルールの取り扱いに誤りが含まれている可能性や、解釈が至らない箇
TYOV_Silverio Galie 01
1300年代初頭記憶01
私はSilverio、ジェノヴァ共和国の商家Galie家の3男として生を受けた。長兄は商人、次兄は貴族の奥方に囲われた画家だ。父は私を僧にするか商人にするかまだ迷っているらしい。
人物01-03
01_心優しき友Dante
10歳から通った算術学校での親友。親は毛織物商だ。
02_卑しい占い師Adria
店に入り込んでは、この家に呪いが降りかかるなどわめきたてる物乞
TYOV_Silverio Galie 02
1300年代中盤記憶06
私の変化はすぐ気づかれた。次兄のところに転がり込もう。あそこなら裏の森で飢えも満たせそうだ。
資産04
石造りの小さな離れ、ジェノヴァ郊外
次兄を囲っている貴族の奥方が使っている郊外の別宅、その離れは森になかば埋もれている。
回想:初めての逃亡
日光に目が眩んだ。仕事の手伝いは休むと言い部屋に籠る。食事も摂る気にならず2日ほどを寝床で過ごす。
その次も食事を
TYOV_Silverio Galie 03
1400年代中盤記憶10
この屋敷は居心地がいい。私はとうに離れに引き籠るのを止め、本宅に住んでいる。元の持ち主が誰か忘れてしまったが、私よりも定命の者の方が忘れっぽい。ある場所でしばらく狩りをしなければ、彼らはまた蟻のように群がってくる。
記憶11
夕刻に大声で呼ばわったのは旅装の男だった。迷い人かと思ったが、夕陽に目を細めた私を見るや彼は馬に鞭を当て走り去った。彼が口走った“緑光の妖”と
TYOV_Silverio Galie 04
1500年代中盤記憶18
私がシチリアに根付いて100年が経った。私は今や住む者の亡くなった小屋の屋根裏から古い指輪を手に入れた。
資産07
西ローマ帝国の指輪
金、エメラルド。
回想:魚の臭いが取れぬ少年
小さな入り江を持つ山に囲まれたこの村は、他との交流が少ない。住民は先祖がローマの貴族だという伝説をすっかり信じている。私は大きな町で家庭教師をしながら時おり食事にこの村を使っていた
TYOV_Silverio Galie 05
1600年代中盤記憶23
私は100年眠っていた。起きるとそこに居た女をほんの慰みに飼殺してみることにした。
資産09
Donati家の別荘
瀟洒で落ち着きのある場所。
人物06
愚かな女Silvia
不老不死を求めている、今は美しい女。
技能08
そそのかし
言葉巧みに、思わせぶりに、自分を高く売る。
記憶24
眠っている間、厄介事を払うようCosimoに言いつけていた。彼は忠
TYOV_Silverio Galie 06
1600年代末
記憶29
取引で失敗し折角の写本達を失った。
形あるものだけを信用していては奪われると学んだ。定命の者は、限りある時間を物品の移動に費やすのは馬鹿らしいと考えるようになったらしい。私も考えを改めねば。
技能10
取引
形のない物でも取引をうまくしおおせる。
記憶30
夕暮れに道を来た旅人を考えなしに食らった。
ああ、まただ、また私は何かを失っている。
記憶31
TYOV_Silverio Galie 01+コメント
箇条書きになっているところがプレイ時に考えていたことや補足。
このページの内容は最初の設定部分。これを作り切って、実際にダイスを振るゲーム部分に移る。
初回は【啓示】(ダイスで指示されるイベント内容)を全く見ずに始めることにしたため、温度感がわからず「いかにも吸血鬼ものっぽい耽美系路線でいこう」程度の思惑で作り始めた。
1300年代初頭「たぶん数百年経過するから、メイン活動期間が1500-1
TYOV_Silverio Galie 02+コメント
1300年代中盤シルヴェリオは独り立ち直前、10代半ば~後半くらいに吸血鬼化した。
後の展開を思えば、もう少し成人してからの方が動きやすかっただろうというのと、若くしたなら若く見えるなりの苦労を描写しても良かったという反省。
記憶06
私の変化はすぐ気づかれた。次兄のところに転がり込もう。あそこなら裏の森で飢えも満たせそうだ。
隠れ家を探す【啓示】。既存の人物にこだわらなくても良かったが、
TYOV_Silverio Galie 03+コメント
1400年代中盤記憶10
この屋敷は居心地がいい。私はとうに離れに引き籠るのを止め、本宅に住んでいる。元の持ち主が誰か忘れてしまったが、私よりも定命の者の方が忘れっぽい。ある場所でしばらく狩りをしなければ、彼らはまた蟻のように群がってくる。
いきなり1世紀が経過する【啓示】によって、以下は前ページの100年後になる。
ここで最初に設定していた定命の人物は全員死亡することになった。友人ルートも
TYOV_Silverio Galie 04+コメント
1500年代中盤記憶18
私がシチリアに根付いて100年が経った。私は今や住む者の亡くなった小屋の屋根裏から古い指輪を手に入れた。
資産07
西ローマ帝国の指輪
金、エメラルド。
「ひとところに長くい過ぎて集団を滅ぼす」【啓示】。集団にまつわる資産を得られた。
回想:魚の臭いが取れぬ少年
小さな入り江を持つ山に囲まれたこの村は、他との交流が少ない。住民は先祖がローマの貴族だという伝説
TYOV_Silverio Galie 05+コメント
1600年代中盤記憶23
私は100年眠っていた。起きるとそこに居た女をほんの慰みに飼殺してみることにした。
資産09
Donati家の別荘
瀟洒で落ち着きのある場所。
人物06
愚かな女Silvia
不老不死を求めている、今は美しい女。
技能08
そそのかし
言葉巧みに、思わせぶりに、自分を高く売る。
そしてまた唐突に100年が経つ【啓示】。ヴィットリオはファブリツィオに別荘の一
TYOV_Silverio Galie 06+コメント
1600年代末
記憶29
取引で失敗し折角の写本達を失った。
形あるものだけを信用していては奪われると学んだ。定命の者は、限りある時間を物品の移動に費やすのは馬鹿らしいと考えるようになったらしい。私も考えを改めねば。
技能10
取引
形のない物でも取引をうまくしおおせる。
と思ったらいきなり資産を失う【啓示】。写本が一番ふさわしかった。
記憶30
夕暮れに道を来た旅人を考えなしに