【History of…】魅力の見つけ方② 続けてきたことがチカラの根源
自信の持つ魅力のルーツに出会う、“History of…”
魅力発見のお手伝いができるかもしれません。前回ご紹介した、ターニングポイント。後の自分に影響があったな、と思える出来事は、よく覚えていますし、転機だったな、と自覚もされるかと思います。
でも、それだけではないんです。意外!と思えるのが、こちら。
【習い事や部活動など、続けてきたこと】
今のチカラ・魅力につながっているベースとなるものを形成していると捉えています。
例えば、うちのスタッフに、自分自身は前に出ず、サポートに徹する。周りもそのスタッフがいることで、どこか安心できる、キャリアもあり、経験値が豊富という面でも頼れる存在なのですが、それだけではない…。彼の性格、チカラの根源は別にあるのでは、と考えました。仕事でない、彼のプライベートを探ると、長年サッカーをやってきており、ユースチームに所属するなど、本格的に取り組んでいたそうです。そして、そのポジションがDF(ディフェンダー)。
彼の行動の根源はこれだ!と思いました。
サッカーはチーププレー。一人一人役割を持ち、その場で持てるチカラを発揮する。DFの役割は、「自軍のゴールを守り失点を防ぐこと」「相手からボールを奪い、自分たちの攻めにすること」と言われています。コートを走り回る体力や、相手に当たり負けない身体の強さも重要ですが、相手選手の位置を把握し、自分がどのポジションにつくか、どこを優先的に守るか、など、瞬時な判断力も求められます。
守る、支える、というチカラが、他の人が動きやすく、いわば攻めることができることに繋がり、チームの支えの要となっています。失点を防ぐこと=マイナスを作らない、ゼロにする、という点で、彼がほとんどのリスクマネジメントを行い、回避を行ってくれています。
このように、長年続けてきたこと、特に部活動は自身の行動の基となり、チカラの根源となっている、と捉えました。皆さまも、学生時代の習い事、部活動を思い出し、客観的な視線で捉え直してみるのはいかがでしょうか。
部活動を通して何を学んだか?どんなチカラを得たか?と聞かれると、漠然としていて見つけづらいですが、一度、その競技を通して得られるものは?必要な要素は?というアプローチから考えると、引き出しやすいかと思います。