初心者から上級者まで!GeoguessrのJapanマップTipsまとめ!!
あいさつ
こんにちは、はじめまして。
みなさんはGeoguessrというゲームをご存知でしょうか。と言っても、このNoteを見ている時点でGeoguessrのプレイヤーであるということは容易に想像できますが。
今回は、Geoguessrで日本マップをプレイするときに個人的に気にしている点を初心者向けから上級者向けまで徹底的に解説していきます。
とはいっても、僕自身もGeoguessrを始めてからまだ半年ほどしか経過してない(2023年5月時点)ので、ガチガチのプロ(マップランキング1桁)レベルを目指している方は僕では力不足かもしれません。
この記事では、ある程度の大きな地名は知っている前提で進めていきます。
初心者編
日本は地名がある程度見える以上、Worldよりかは細かなところまで当てに行きやすいのが特徴です。ですが、雰囲気から大雑把な地域を当てに行くのが難しいという特徴もあります。日本も世界もそれぞれ長所や短所ありますので、自分の気に入った方をやってみるといいでしょう。
ということで前置きはこの辺にしておいて、僕がGeoguessrを始めてすぐの頃に気にしていた場所を書いていきます。
追記:2023/9/28
こちらの方で動画にまとめてあります
青看板
日本の道路には、こんな感じで青い看板に色々と地名が書いてあることが多いです。この看板にはそれなりに重要な情報が書いてあることが多いのでまずはこれを探してみるのがいいと思います。
ちなみに、こういう青看板には道路番号が書かれていることが多いんですが、この囲いの形で国道か県道かがわかります。この青看板に書いてある三角形の16号線は国道。
この看板に書いてある六角形の13号線は都道府県道になります。県道は地図を少し拡大しないと見えないことが多いですが、見つけると大きく点に近づけるのでぜひ探してみましょう。
あとは、いま都道府県道の何号線にいるかを表す看板には、その都道府県の名前や詳しい地名が載っていることがほとんどなので見つけたら激アツです。
カーブミラー
カーブミラーには、しばしばその場所の自治体名が書かれていることがあります。というのも、カーブミラーは自治体が所有していることが多いためです。
他にも、道路の脇にある反射ポールにも都道府県や市区町村がかいてあるときがあります。知っている地名ならかなり近づけるのではないでしょうか。
工事看板
日本マップをやっていると、たまに工事をしているところがあったりします。工事現場においてある看板は情報の塊なので見つけたらぜひチェックしましょう。
電柱の広告看板
特に都会で多いやり方ですが、電柱には広告と一緒に地名が書いてあることがあります。住宅街などで看板などからの情報が拾いにくいときはこちらから見てみましょう。
また、電柱にはもう一つ情報の拾い方がありますが、こちらは後述しますので目次から飛んでみてください。
雪対策で設置されているもの
北海道、東北、北陸などの豪雪地帯では、雪が通行の障害となることがしばしばあります。そのため、これらの地域では、道路沿いの様々な場所に設置された看板や信号機に、さまざまな工夫が施されています。
まず1つ目は、信号機です。縦型の信号機は、雪が積もっても信号が見やすい構造になっており、視認性が高いとされています。また、雪が降り積もることによる信号機への負担軽減や、交通事故の防止にも役立っています。
2つ目は、道路の上の矢印看板です。高い位置に矢印看板があることで、吹雪や積雪が起こっても道路の端を見失うことなく進むことができます。
他にも、普通の地域にあるポールなどが北海道だと少し高い位置にあるというのも特徴です。
北海道や青森など寒い地域では、家の外に灯油のタンクが設置されています。
中級者編
ここまでの情報を覚えていればとりあえずは初心者は卒業だと思います。次からはより色んなところから情報を拾う方法を紹介します。
電話番号
電話番号の市外局番を覚えていると、県やその先の地方まで特定することができます。市外局番は広告看板や、たまにお店の壁などにも書かれていることがあるのでぜひ要チェックです。
電柱 電力会社を見分ける
電柱には初心者向けから上級者向けまで様々な情報が落ちています。その2では、電柱の看板から地方を特定する方法を紹介します。
その前に、電力会社の分布図を紹介します。
普通の地方分布図と違うところがいくつかあるので注意しましょう。
まずは、新潟県は中部電力ではなく東北電力に分類されます。そして、福井県東部、石川県、富山県は北陸電力です。そして山梨県と静岡県東部は中部電力ではなく東京電力です。
電柱には二枚のプレートがあります。(沖縄やその他一部地域を除く)片方はNTTが設置しているもの、もう片方は各電力会社が設置しているものです。各電力会社が設置しているものをチェックしましょう。
北海道電力
北海道電力の特徴として、数字がたくさんあることが挙げられます。
上に2桁の小さい数字が2~3行、その下に大きい数字があります。これを見かけたら北海道は確定です。
東北電力
東北電力の特徴としては、横向きの看板に2桁の数字やアルファベットが書かれています。ですがいろんなフォーマットがあります。回数を重ねて覚えていきましょう。
北陸電力
何枚か横向きのプレートがありますが、画像の下から三番目、「イ2500」と書いてあるプレートがあります。このプレートの形式は北陸電力のものなのでこれを見かけたら北陸電力管内と見ていいでしょう。また、左上の4桁の数字(画像では4321)で地域を特定することもできます。詳しくは上級者編で改めて解説します。
東京電力
東京電力の電柱は、こんな風に横書きで漢字で書かれています。
また、この画像のように、ちょっと暗い青みたいな色の看板も東京電力であることが多いです。また、たまに手書きの場所もありますが、これも東京電力でしか見たことないです。
中部電力
中部電力は日本の電柱の中で一番簡単です。
画像のように、中部電力の電柱プレートは四角形ではなく楕円形をしています。この形は中部電力にしかないので見つけたら中部確定です。ただし、中部電力は他の電力会社との境界線がややこしいのでそこだけ注意して、前述の画像を見ながらやっていきましょう。
関西電力
関西電力の特徴としては、「縦書き漢字」と「縦書きカタカナ」の二種類です。この形式を見たら関西地方に刺しましょう。ただし、中国電力の一部地域にも似たようなフォーマットがあります。なので、そこにも注意しながらやってみてください。
中国電力
中国電力は一番厄介です。というのも、いろんなフォーマットのプレートが混在しているためです。混在しているというところから中国電力と導き出すのが早いですが、正直地名や電話番号で行ったほうが早いです。
一応固有のフォーマットとしては、「横書きカタカナ右寄せ」があるのでこれを見かけたら中国地方に押しましょう。
四国電力
四国電力の特徴としては、「横書きカタカナ左寄せ」です。ですがこちらも関西電力同様、中国地方の一部地域でこのフォーマットが使われているので注意しましょう。
九州電力
こちらが、九州電力の電柱です。九州電力の特徴は、カタカナ記号一文字+数字がいっぱい書かれていることです。こちらも他の地方に比べて比較的簡単です。
沖縄電力
沖縄電力の特徴は、数字記号と罫線です。また、他の地域はプレートが2枚なのに対し、沖縄は3枚なのも特徴です。画像では4枚ありますが、一番下のプレートは電柱の種類を表すものなのでこちらはカウントしていません。
上級者編
ここからはもっと踏み込んで、Geoguessrプレイヤーでなければ見向きもしないであろうポイントを解説していきます。
ひし形
道路にはいろいろな表示が書かれていますが、そこにもいろいろな差があったりします。
こちら、道路上の横断歩道の手前50m、30m地点に置かれているひし形ですが、こちらも都道府県によってさまざまな違いがあります。画像のひし形は静岡県固有のものとなっています。
ひし形は都道府県によってかなり切り込みの位置や大きさなどがかなり異なっていきます。
こちらは、ひし形の種類を白地図に直したものです。色が薄い都道府県は、切込みの位置は同じでも小さかったり細かったりする場所です。
止まれ
止まれの形も実は少しずつ違ったりしています。
こちらは滋賀県の固有の止まれになっています。改めて見てみると違和感がすごくありますが、こちらも都道府県によって異なりますが、全国的に少しづつ統一しようという動きが出てきているので必ずしも以下の画像のとおりではないということを注意してください。
僕個人的にはまだここまで勉強しきれていませんが最低限滋賀県と和歌山県だけは覚えておいて損はないかと思っています。
電柱 電力会社のその先へ
初心者、中級者編でも電柱について解説してきましたが、ここでも電柱について解説していきます。電柱を見るだけで会社だけでなく少し細かな地方まで当てることができます。
北海道電力
北海道電力の小さい数字、この数字は北海道を碁盤の目のように区画分けしたもので、これを覚えておくと北海道の何もない場所に出たときにも安心して場所を絞ることができます。
北陸電力
北陸電力も電柱から県や地方を特定できます。
この画像の中にある、「4321」の数字、この4桁の数字で大体の場所がわかります。
富山県は0000~3999, 石川県は4000~7999, 福井県は8000~9999と見られます。また、下の画像のとおり、上一桁でだいたいの場所もわかります。
こんな感じで振り分けられているのでチェックしてみてください。
支線ガード
電柱のそばについている黄色と黒のこのカバーにも地域差が現れています。
電柱を支える役割を持つ支線ガードと呼ばれる黄色と黒の装置です。こちらも場所によって柄が異なります。
基本的にこちらの柄が主な分布です。
各地域ごとの標識のステッカーの違い
熊本県全体では、このように赤いステッカーが標識のポールに貼られています。
四国地方では、このように黄色と赤のストライプ模様のステッカーがポールに貼られています。
宮崎県、大分県の一部地域にはガードレール下部に緑色のステッカーが貼られています。また、同じものが先ほどと同様、標識のポールにもあります。
北陸地方の電柱は、他の地域のようなリフレクターではなく、このように横向きのストライプになっています。
この標識中央部にある青いステッカーは全国的には存在していますが、その中でも特に大阪府にあることが多いです。
中国地方、また関西地方には画像のように標識の自治体表示の上下に黄色いステッカーが貼られています。
北海道では、ガードレールの袖ビームなどに赤いシェブロン型のステッカーが貼られています
その他
ここでは、各地方固有の特徴を紹介していきます。
山口県のガードレール
山口県では、地元の名産である夏みかんにちなんで、県道にオレンジ色のガードレールが採用されています。
石州瓦
中国地方の一部地域では、屋根に赤色の瓦を使用していることがあります。これは石州瓦と呼ばれる島根県石見地方の名産品で、凍害に強いことからこのあたりの地域で使用されています。個人的な感覚としては岡山県の北部、広島県、島根県などに多いイメージです。
※石川県にも似た色の瓦が名産として使われているそうです。
東北地方のカーメタ
東北地方の被災地域では、Google「未来のキオク」プロジェクトで撮影されたカバレッジがあります。この場所では、特徴的なGoogleカーが使用されているため、カーメタとして攻略することができます。
五島列島のカーメタ
長崎県にある五島列島では、このように軽トラックを用いた撮影が行われています。
青森県の山の形
青森県西部には、「岩木山」という山があり、富士山に形が似ていることから「津軽富士」と呼ばれています。W方向に山が一個だけぽつんとある場合は青森県の中部を指します。ただこの指し方他にやってる人いるのか怪しいのでW方向に山があったからと言って指して点取れなくても何も言えません。
北海道の信号機
北海道の都市では、交差点の信号機などに書いてある地名が少し特徴的です。こちらは札幌市の信号の例です。こちらの見方ですが、「発寒6-7」は発寒6条7丁目であることを表しています。この書き方は札幌特有のものです。
こちらは函館市の信号です。函館市の特徴は「〇〇(地名)+(数字)」です。この数字はおそらく番地を表しています。
旭川市の信号の地名には二種類あります。まずひとつめがこちらです。上の画像のように「○条通〇〇丁目」と書いてあるパターン。こちらは、そもそも周辺の地名が「〇条通り」であるためです。
もう一つがこちらです。「地名+〇条○丁目」という表記です。
また、こちらは北海道のすべての都市に共通していますが、北海道では同じ名前の信号がいくつかあります。ですが、向きによって名前が違う場合があります。なので、北海道で信号を頼りにする場合は、全方向完全一致しているかをよく確かめてみてください。
山梨県の交差点プレート
山梨県では、交差点プレートが焦げ茶色で楕円形をしています。ただ、こちらに関してはあまり詳しい情報がなかったのでもしかしたら他県にもあるかもしれないです。
北海道の消火栓
北海道では消火栓の色が赤以外である都市があります。こちらは札幌市にある消火栓です。黄色です。赤だと火の色と同化して見えにくくなるという理由で黄色が採用されています。
函館市も同じく黄色ですが、こちらは形状が少し異なっていて、出っ張りが3つついているのが特徴です。
こちらは北海道小樽市の消火栓です。小樽市では赤、黄色、青の3種類の色が混在しています。昔小樽市で大火災が発生した際に同じ水源から水を引きすぎて他の水源をうまく使えなかったという歴史があり、そこから水源ごとに色を分けているそうです。
埼玉のオレンジ色の線
埼玉県にはこのオレンジ色の線があります。画像では消火栓の位置を見えやすくするために記された線ですが、それ以外にも線が書いてあることがあります。それに関しては知らないです。
関西地方の信号プレート
関西地方の一部地域では、信号機のプレートがここについています。
北海道のキリル文字併記
北海道の根室市と稚内市は、ロシア船が入港することが多々あるため、市内の交差点の看板や道路の青看板にキリル文字が併記されています。
愛媛県の青いレーン
愛媛県の一部のサイクリングロードでは、画像のように青い線が引かれています。
中国地方のストライプ
中国地方のガードレールには、画像のように赤と黄色の斜めストライプ型の模様がついています。この柄はごく少数ですが新潟県にも存在します。
あとがき
とりあえず今回はこんなところで終わります。また強くなったらこの記事を追記するかまた新しい記事を書きます。
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更新履歴
2023/06/07 各地域の固有Tipsを追加
2024/08/04 各地域の固有Tipsを追加
各地域ごとの標識ステッカーの違いを追加
支線ガード欄を加筆