
「ONE PIECE FILM RED」感想
2023年3月8日よりAmazonプライム独占配信されましたアニメ映画「ONE PIECE FILM RED」を視聴しましたのでネタバレを抑えて感想を踏まえてレビューしていきたいと思います。
ちなみに私は原作漫画は麦わら海賊団が2年後にシャボンディ諸島集結あたりまでしか読んでおらず、後はジャンプで立ち読みしたりそれなりに追ってはきたものの、しっかり読んで来なかったのでちょっと心配でした。
今作は四皇のひとり赤髪シャンクスの娘ウタが登場し、さらにルフィとは幼い頃から友人関係であることなど原作とからめつつのストーリーになります。
この映画はONE PIECEファンに向けた完全新作映画と言える作品です。
原作を全て読んでいる人はついていけると思いますし、未読の方は多少なりとも原作、アニメシリーズの知識はつけておかないとなかなかついていくのは難しいと思います。
ウタ/(声優)名塚佳織)/(歌)Ado 演技と歌声の良さ
今回の新キャラクターウタが歌うステージの演出はとても素晴らしかったです。
どの歌の歌詞も物語やウタの気持ちなどが当てはまる様作られているのでミュージカルに近い感じに多くの歌と演出が入ります。
ですので、従来のワンピース映画とはまた違った形式の映画になっているので賛否両論分かれるかもしれません。
しかし、変にミュージックビデオみたいにならず、ちゃんと映画として演出、物語の進行具合が良くて最後の方は泣きかけそうになります。
名塚さんのウタの心情がダイレクトに伝わる演技力とAdoさんの時に力強く、時に優しい歌声がとてもマッチしていて本当に良いキャラクターだと思います。
原作を読みたくなる内容と演出
この作品に出てくるキャラクターでやはり原作を読んでいないと分からない点が多々ありましたが、特に理解できないわけでもなく逆に原作をまた最初から最新までしっかり読みたいと思わせる内容と演出だったと思います。
何より覇気と呼ばれる設定ですが、私は原作をそこまで読んでいなかったので驚いたのですが、見聞色ってあそこまで凄いんですかね?(笑)
もしそうなら原作の設定などを巧みに利用しており最後の戦いは目が離せない程すごい内容でした。
個人的には「このキャラとこのキャラが共闘!良い!」って感じになるファンにはたまらなくなるコンビネーションが良かったです。これは是非見て欲しいです。
これを機会にまた原作を最初から読むかテレビシリーズを最初から見るかか検討中です(笑)