見出し画像

Google広告の身元確認とは?申請方法も紹介

Google広告の運用をされている場合に、Google広告から
「広告主様の身元確認を始めましょう」
というメールを受け取ることがあります。

このような場合は、Google広告アカウントにて身元確認を実施する必要があります。

この記事では、そもそも身元確認とは何なのか、
実施するとどうなるのか、どんな手順で実施するのかを紹介いたします。


身元確認とは

Google では、広告主様に関する詳細情報をユーザーに提供することで、広告エコシステムへの信頼性を高めることを目指しています。広告主様の適格性確認を通して、広告主様のビジネス、名前、所在地を確認させていただきます。これは透明性を高め、ユーザーの選択肢を広げ、ユーザーがより詳細にコントロールできるようにするための取り組みの一環です

Google広告ポリシーヘルプ

Google広告ポリシーヘルプには、上記のように書かれています。
広告主のビジネス、名前、所在地等の情報をユーザーに提供し、
どのような法人または個人が広告を出しているのかを分かりやすいようにすることで、広告の透明性を担保するための取り組みが、身元確認、ということになります。

身元確認を実施するとできるようになること

身元確認を実施すると、検索広告にて「ビジネスの名前」「会社のロゴ」という広告アセットが利用できるようになります。
「ビジネスの名前」を設定すると、検索広告でドメインが表示される箇所に会社名が表示されます。
「会社のロゴ」を設定すると、検索広告で地球マークが表示される箇所に会社のロゴが表示されます。

「ビジネスの名前」「会社のロゴ」を使用している弊社の広告
「ビジネスの名前」「会社のロゴ」を使用していない弊社の広告

身元確認の必要書類

まず、下記のいずれのパターンに当てはまるかを確認してください。
パターンによって、必要な書類が異なります。

①Google広告アカウントで毎月の請求書発行によるお支払いを設定している
②Google広告の代理店で①に当てはまらない、または、Google Ad Grants  アカウントを持っている
③組織(法人)の広告主で①に当てはまらない
④個人の広告主で①に当てはまらない

①Google広告アカウントで毎月の請求書発行によるお支払いを設定している

必要書類はありません。

②Google広告の代理店で①に当てはまらない、または、Google Ad Grants  アカウントを持っている

必要な書類は会社設立証書または登録証明書です。
例えば、

税務署からの書類の抜粋
納税証明書
DUNS ナンバー

が必要です。弊社では入手のしやすい、登記簿謄本(履歴事項全部証明書)を利用しています。

③組織(法人)の広告主で①に当てはまらない

必要な書類は
①会社設立証書または登録証明書
②本人確認書類です。

①会社設立証書または登録証明書の例

税務署からの書類の抜粋
納税証明書
DUNS ナンバー

弊社では入手のしやすい、登記簿謄本(履歴事項全部証明書)を利用しています。

本人確認書類の例

パスポート
運転免許証
永住権カード

④個人の広告主で①に当てはまらない

必要な書類は、本人確認書類です。
例えば、

パスポート
運転免許証
永住権カード

が必要です。

身元確認の手順

Google広告管理画面より、
[ツールと設定]>[広告主様の身元確認]>[身元確認を開始する]
と進みます。

Google広告アカウントで毎月の請求書発行によるお支払いを設定している場合は、登録情報の確認を行うだけで、手続きは終了となります。

それ以外の場合は、
①ビジネスの概要を入力
②必要書類の添付・①に追加で情報の入力

の2ステップがあります。
表示される入力項目はアカウントによって、若干異なるため
説明は省略しますが、
法人の住所などの基本情報ばかりですので、
画面の表示に従って入力すれば、問題なく完了するはずです。

入力を完了すると、3~5営業日ほどで身元確認が完了します。
完了した場合は、Google広告からメールが届きますので、
メール通知を受け取っているメールアドレスの受信メールをチェックするようにしておきましょう。

まとめ

以上、Google広告の身元確認についてご紹介いたしました。
必要書類と、アカウントのどの箇所から申請するかが分かれば、
すぐに対応できるかと思いますので、
「広告主様の身元確認を始めましょう」
のメールが届いたら、なるべく早く身元確認を完了させましょう。

※Google広告運用に関して、ご質問のある方は
コチラよりお問い合わせください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?