社会人サッカーから学ぶ
【矢印を自分に向ける事の大切さ】
これは社会人サッカーを通して学んだ事の一つです。
上手い選手は相手の欲しい所にズラす事なくパスを通す事ができます。
下手な選手はパスをズラして"それくらい取れよ"と文句を言います。
プロとアマチュアの違いはここにあると思います。
パスを出す相手が初心者だと、経験者は、初心者でも受け取れるようなパスを出すように心がけます。パスがズレれば"自分のパスに問題があったな"と、矢印を自分に向けられます。
しかし、経験者同士でパス交換するとなった途端、"それくらい取れよ"と、パスを取れなかった相手に矢印が向くのです。
よくよく考えたらおかしいなと私は思います。
それくらいできて当然。という思考があるのです。
7:3で例え相手の方が悪い部分や改善の余地があったとしても、3の方に意識を向けられる人が私は素晴らしいと思います。
社会人という事もあり、家庭があったり、仕事が忙しかったりと運動出来る環境も人それぞれ。同じチーム内でもレベルはバラバラ。パスのズレ、意識のズレは山のように生じます。
自分のレベルを上げれば良いだけで、相手に矢印を向ける必要はないのです。
矢印を自分に向ける事を意識づけるといかに自分の力が不足しているか痛感します。
また、プロとは違い特にアマチュアスポーツにおいてはモチベーションも一人ひとり違い、厳しさを求めれば誰かがリタイアし、甘すぎても今度は試合に勝てなくなったり、節度を保てなくなります。コーチングなどにも難しさがあり、会社などの組織に置き換えて考えることも出来るポイントが沢山あります。
言動や行動に工夫を入れるなかで成長していく。
趣味としてラフに関わりながらも心身ともにプラスになれる。
素晴らしい要素が社会サッカーにはあるのです。
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