【所有機材紹介】ESP ストラトキャスタータイプ
今回は所有機材紹介の第4回目、ESPストラトキャスタータイプです。
①概要・スペック
このギターは、断定はできませんがルックスや製造年代から、真鍋さんが以前使用していたESPのストラトタイプと同じモデルと推測されます。
真鍋さん本人のギターについては過去記事で解説していますので、以下リンクをご覧下さい。
以下スペック
②入手経緯
真鍋さんは現在まで様々なギターを使用してきましたが、その中でも筆者はESPのストラトを使用していた頃のサウンドが特に好きで、同じギターがないか15年程ずっと探してきました。
そもそも本人使用のものが詳細不明なのとメーカーがESPだからオーダー品とも考えられますが、筆者の知人が同モデルを所有していることから、既製品であり中古で探せば手に入ると信じて探し続けてきました。
そして今年2024年に某フリマサイトで出品されているのを発見しました。
試奏なしのネットで中古ギターをそれなりの価格(売価14万円)で購入するのは勇気が入りましたが、前オーナーさん曰くリペアショップにてフルメンテされているとのことだったので、これを逃したら2度と手に入るチャンスは無いと思い切って購入しました。
購入後このギターの詳細が気になりESPに問い合わせましたが、ESP側も昔のデータは残っていないため詳細不明と回答されましたが、
80年代後半〜90年代前半のモデル(ヘッド形状から)
カタログモデルである(オーダーではなく既製品)
とのことでした。
③レビュー
⑴気に入っている点
まずは、真鍋さんと同じESPのストラトであるというロマンです笑
長い間探してきただけあって、手に入れた喜びは今まで筆者が入手してきたギターの中でも1、2を争う程です。
ギターとしてもとても優秀で、筆者が今まで所有してきたギターの中でも断然弾きやすく音も良いです。(とはいえ筆者はこれまで高くても10万円台のギターしか所有したことないですが…)
恐らくESPだから良い木材を使用しているというのと、詳細は後述しますが前オーナーさんによりリペアショップでしっかりとパーツ交換とメンテナンスされたお陰だと思います。
外観も気に入っており、特にブルーの色味が良く、近くで見ると立体的に感じます。
⑵不満点
不満点はあまりありませんが、強いてあげるなら
アッシュボディのせいか、重い(計測していませんが4キロ近い)
全体的に傷が多い
といったところです。
④改造点
前述の通り前オーナーさんにより多数改造点があり、入手後筆者の手により改造した部分もあります。
⑴アッセンブリー(ピックアップ・コンデンサ・配線材)の交換
まずはここが最大の改造点で、前オーナーさん曰くRS Guitar Works(RSギターワークス)製に統一され、中でもピックアップはRS別注のLindy Fralin(リンディーフレーリン)のものに交換したとのことです。
このピックアップはRS Guitar Worksのギターに搭載されているものと思われ、単体販売されていないため色々と謎が多いですが、筆者の弾いた感想としてはどちらかというとビンテージ寄りの音色です。
※RS Guitar Works及びLindy Fralinについては以下リンクをご覧下さい。
⑵フレット、ナットの交換
次にフレットは、ジェスカーの#47095というビンテージ系より僅かに太めなフレットに交換されています。
程よい太さなので、コード弾き・リードプレイどちらにもストレスなく対応できます。
また、合わせてナットも交換されています。
⑶ピックガード交換、バックパネル追加
こちらについては筆者の手で交換したものです。
購入時は非純正の茶ベッコウ色のピックガードが付いていましたが、オリジナルは白と思われるので「ALLPARTS PG-0552-050 Parchment Pickguard」というサードパーティ製のピックガードに交換しました。
また、購入時はバックパネルが無かったので、こちらはESP純正品を取り付けました。
⑷その他改造点
その他細かい部分では、
ブリッジサドルの交換(カラハム製)
ストリングスガイドの交換(オリジナルに近いカモメ型)
リアピックアップにトーンを効かせるように配線追加
もしています。
以上で所有ギターの紹介は終わりです。
次回は手放したピロウズ関連のギターについて紹介します。