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【所有機材紹介】pillowsコピー用エフェクターボード

今回は筆者がピロウズのギターをコピーする際に使用するエフェクターボードを紹介します。
ほとんどのエフェクターが本人使用のものと同じため、同じものについての詳細は以下の過去記事で紹介しているため、併せてご覧下さい。



①メインボード(山中さわおパートコピー用)

まずは筆者が現在ピロウズのコピーバンドで、さわおパート(リズムギター)をコピーする際に使用しているボードを紹介します。
ギターは以前の記事で紹介したサイクロンやシンライン、
アンプはスタジオやライブハウスでは常設のRoland JC-120、自宅ではBOSS KATANA MINI Xを使用しています。

接続順:①→②→③→④→⑤→⑥
※曲中に踏むのは④⑤のみなのでこの配置にしています

⑴各エフェクターについて

①KORG Pitchblack XS

出典: https://www.korg.com/jp/products/tuners/pitchblack_xs/

コルグの現行のチューナー。
スイッチとディスプレイが一体化されたデザインで、ウルトラバッファーを内蔵しているのが特徴。

筆者は長年KORGのチューナーを使用してきており使い勝手が慣れているのと、ボードのスペース的にピッタリなため本製品を選びました。

②earthquaker devices Zoar

使用する頻度は少ないが、ラウドな曲のときに次の③と切り替えて使用しています。
(例:Advice、この世の果てまで、サードアイ等)
各ツマミのセッティングはさわおさんとほぼ同じ位置にしています。

③funk ojisan MY FOOT

②を使用しない7〜8割の楽曲で使用しています。
ゲインは10時くらいがクリア過ぎず歪み過ぎすで丁度良く、ボリュームはやや上げ目の方が音に力強さが出ます。トーンは音抜けを重視しやや上げ目。

④BOSS BD-2

ブースターとして使用し、楽曲のサビやギターソロパートでオンにします。
(例:ハイブリッドレインボウのサビ、サードアイのギターソロ等)
こちらのセッティングについてもさわおさんとほぼ同じで、ゲイン・ボリューム共にやや上がるようにしています。

⑤BOSS TR-2

こちらも使用頻度は少ないが、トレモロが必要な楽曲で使用しています。
(例:Last Holiday、nobodyknows what bloomsのBメロ間奏等)

また、ここの枠はそのときコピーする曲に応じて、クリーンブースター・ファズ・フェイザー・ディレイのいずれかに入れ替えることもあります。

⑥BOSS GE-7

常にオンにし、全体のイコライジングを調整しています。
こちらも各ツマミの位置はさわおさんと同じ。

⑦E.W.S. PNS-1

出典: http://www.ews-japan.com/item_pns.php?item=goods

国内メーカー、EWSのパワーサプライ 。
最大6個まで電源供給可能で、ノイズフィルター搭載により非アイソレートではあるができるだけノイズを低減しているのが特徴。

こちらもチューナー同様スペースの都合で本製品をチョイスしました。


⑵ケース・固定方法について

出典: https://store.roland.co.jp/shopdetail/bcb-30x/

エフェクターケースはBOSSのBCB-30Xを使用しています。
サイズだけでなく厚みも薄いため電車移動等で足元に置いてても邪魔にならず、また素材もプラスチックのため普通のエフェクターケースよりも軽く、長時間持ち歩いても疲れにくいです。
また、サイドがえぐれているためシールドを挿す際に干渉しないのも気に入っています。

また、エフェクターの固定には100均で売っている吸着マット(以下画像)をカットして敷き、エフェクターにはマジックテープを貼り付けて固定しています。
マットは敷いてあるだけで貼り付けていませんが、ケースの蓋の裏面には厚めのスポンジがはじめから貼り付けてあるため、閉じたときは圧着しており運搬中にズレたりすることはありません。

出典: https://jp.daisonet.com/products/4549131288094


⑶パッチケーブルについて

出典: https://www.freethetone.com/products/detail88/

パッチケーブルはfree the toneのソルダーレス ケーブル「SL-SLIM」を使用しています。
このパッチケーブルのおかげで、ここまでギチギチにエフェクターを詰め込めました。


⑷過去のメインボードについて

以前まではさわおさんと同じくLINE6のディストーションモデラーDM-4を中心としたボードを組んでいました。
しかし、DM-4の音自体は気に入っていましたがこいつがなかなか厄介者で、

  • 本体が重い

  • ACアダプターしか対応せず、AC対応パワーサプライを用意するとボード全体が余計重くなる

  • 動作が不安定(電源がなかなか入らなかったり、つまみを回していないのにランプが点滅することがある)

  • ディスプレイが無いため、ツマミの値をメモしていないと分からなくなる

だったため、使い勝手の悪さや持ち運びが億劫になり、次第に使用しなくなっていきました。
個人的には、LINE6がDL-4 MKⅡのようにDM-4も小型化・軽量化した後継機を出してくれることを強く望んでいます…🥺



②サブボード(真鍋吉明パートコピー用)

次に、使用機会は少ないですがお遊びでリードギターの真鍋さんパートをコピーする際に使用するボードを紹介します。
こちらは、元々所有している余り物エフェクターを中心に組んだボードになります。
ギターはストラトやパワーキャスター
アンプはスタジオ常設のマーシャル使用を想定しています。

接続順:①→②→③(Aループ:④→⑤ Bループ:⑥)→⑦→⑧

⑴各エフェクターについて

①KORG Pitchblack X mini

出典: https://www.korg.com/jp/products/tuners/pitchblack_x_mini/

上で紹介したXSと同シリーズの、コルグの現行チューナー。
XSと同様ウルトラバッファー内蔵だが、こちらはトゥルーバイバスに切り替えは不可。

②MXR sugar drive

こちらはバッファーとして常にオンにし、音にツヤと太さを与えています。

③BOSS LS-2

出典: https://www.boss.info/jp/products/ls-2/

BOSSのラインセレクター。
真鍋さん本人はソバットのラインセレクターを使用していますが、ボードのスペースの都合と各ループのレベル調整ができるため、本機をチョイスしています。

④BOSS BD-2

クランチ程度の歪み量に設定し、主に歌モノや静かめな曲で使用しています。
(例:ストレンジカメレオン、funny bunny、ハイブリッドレインボウAメロ等)

⑤proco lil RAT

出典: https://moridaira.co.jp/proco#FATRAT

RAT2の音はそのままに小型化したディストーション。
主にラウドな曲で使用しています。
(例:Blues Drive Monster、この世の果てまで、サードアイ等)

⑥one control Baltic Blue Fuzz

サビやソロでファズを使用する楽曲で、LS-2で上の④や⑤から切り替えて使用しています。
(例:ハイブリッドレインボウ、Last Dinosaur、この世の果てまでサビ・ソロ等)
ボリュームをマックスにしてもやや音量が小さいため、LS-2のレベルつまみで更に上げています。

⑦BOSS GE-7

ギターソロでオンにし、音量をアップさせています。
レベルを上げすぎるとノイズが増えるため、ひと目盛程度に抑え、低音はブーミーにならないようにややカット。

⑧ZOOM G3n

出典: https://zoomcorp.com/ja/jp/multi-effects/guitar-effects/g3n-g3xn/

ズームのマルチエフェクターで、現在は生産終了。
最大7つのエフェクトを同時使用可能。

真鍋さんが以前使用していたLINE6 M13のように、空間系やモジュレーション系のエフェクトが必要な際に使用しています。
コーラス、トレモロ、ディレイ3種、リバーブ2種に設定し、楽曲に応じて切り替えています。

個人的には真鍋さんが以前使っていた「BOSS MS-3」スイッチャーや、LINE6 M13の後継機種「HX Effects」に置き換えたいところですが、近年のマルチを使いこなせる自信がないため元々持っていて使い慣れている本機から買い換えずに至っています…。

⑨custom audio japan DC・DC Station II

出典: https://www.okada-web.com/caj/dc-dc-station-ii

カスタムオーディオジャパンの現行パワーサプライ 。
各端子が独立したアイソレート型で、8個まで電源供給可能(うち2つは500mA対応)。

ボードのスペースの都合と、⑧のマルチを使用することから本機をチョイスしました。


⑵ケース・固定方法について

ケースは島村楽器プライベートブランドE.D. GEARのEPB03(以下画像)というケースを使用しています。
このケースはハンドル持ち手が握りやすい形状であるのと、留め具もキャッチロック式を採用しており、よくある安価なケースに比べしっかりした作りになっています。
「安価なケースは壊れやすいけど、かといってアルモアのようなガチなケースは高価だし重いし…」
といった筆者のような方にはオススメです。

出典: https://store.shimamura.co.jp/ec/pro/disp/1/mt0019518

また、固定方法はメインボードと同じで吸着マット+マジックテープで固定し、ケースの蓋の裏にはホームセンターで購入した5cm厚の波型ウレタンスポンジ(以下リンクの製品)を敷き詰めています。

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