論理的思考〜サービスの作り方〜
どんなサービスを考えればいい?
そんな方の為に今回は論理的思考を用いてサービスの作り方をoutputしていきます。
前回の記事より、データで考える事が論理的思考の基本である事をお話しました。
https://note.com/916075821249/n/n3dcf1163206d
これを基本にして考えていきます。
結論と目標
3C分析▶︎SWOT分析▶︎4P分析▶︎デプス調査▶︎ペルソナ分析▶︎市場調査 の順で設計
目標は市場×16%(流行らせる為の目標値)
自社分析〜3C、SWOT、4P〜
まずはサービスを作る為に自社分析が必要です。
MRという視点で書かせてもらいます。
新しいホルモン剤を売る為のサービスの作り方
それぞれのCを分析しよう!〜3C分析とは〜
** C**ustomer(顧客)婦人科のDr.
Competitor(競合)人数が多い、ネームバリュー大きい、これから新たに出てくる
Company(自社)
→SWOT分析に則り自社を知る!
S•W•O•Tそれぞれを知り自社を知る!
Strong 強み→特化した薬(ニッチな薬)
Weakness 弱み→規模が小さい、新薬の売り方
Opportunity 機会→市場の拡大(普及率数%)
Threat 脅威→薬価改定、シェアが取れない
この様に3C分析とSWOT分析はセットで行いましょう。
これで自社を知る事が出来ました。
4つのPで提案していく
Product 製品
ホルモン剤に特化したモノを売る
Price 価格
使用量によって必要あれば価格を下げる
Place 流通
婦人科以外にも美容系や内科も視野に
Promotion 販売促進
対ドクター以外へのアプローチ(例:看護師さん、一般女性)
4Pは競合と徹底比較します。
実際はもっと細かく見ていき、負けているところを改善していきます。
《提案》
・競合と比べて社員数が少ないけど、婦人科に特化している会社
・婦人科の先生と患者へアプローチを仕掛ける。(市場拡大を考えた方が良い為)
・市民公開講座や雑誌とのコラボ、40〜50歳の女医とSNSを使ったアピール。(資本力が無いからSNSがメイン?)
⚠️こういった形でフレームワークを作れば論理的思考で提案が出来る様になります。
市場調査の為に〜デプス、ペルソナ〜
市場規模とは
サービスが必要な人数×サービスに支払うお金
である。
サービスに支払うお金とはデプス調査とメンタルアカウント分析で導き出します。
このメンタルアカウント分析重要で、
人は100円単位で安いモノを選ぶのに女性との食事は1万円平気で奢ってしまう。
つまり、何にお金を支払うのか?いくら支払うか?これが重要です!
これらをデプスで調査で導き出しましょう。
人は何にお金を使う?〜デプス調査〜
デプス調査を行う前に以下2つを行う
・ニーズ調査
シンプルに人に聞く、そしてカテゴリーに分ける(性別、年齢、家族構成)
・仮説を立てる
ニーズ調査でデプス調査に呼ぶ対象者を絞る
デプス調査では仮説を立てた人達を呼びヒアリングを行います。
ここで聞き出したいのは、
『どうればサービスを使うか?』
これを聞き出す為にはいきなり聞いても人は本音を教えてくれません。
聞き方として4つの順番があります。
①スモールトーク
身近な会話や自分の話など入れ安心感を持ってもらう。
②ライフスタイル
趣味や家族構成平日や休日など分けてその人の一日を聞き出す。
③ワンアヘッド
年収や経済状況など折り入った質問。
④深掘り
サービスに対してなぜ不要?必要?をwhyを三回繰り返し深掘りする。
この様に徐々に真意に迫り、最後にサービスを紹介していきましょう。
⚠️何気ないポロッとこぼした言葉も必ずメモに残しましょう。
空想の人物を作り市場規模を予測する〜ペルソナ分析〜
デプス調査で分かった共通点を集め空想の人物(ペルソナちゃん)を作ります。
これは同様の人がどれくらいいるかを割り出す為に細かく設定してください。(年齢、性別、家族構成、生活習慣など)
市場規模はこのペルソナちゃんからデプス調査で分かった『何に、いくら支払うか?』というメンタルアカウントを計算に入れます。
ペルソナ × 同様人数 × 利用意向 × メンタルアカウント = 市場規模
この様にして市場規模を割り出さなければなりません。
目標値の設定
サービスが普及する為には16%の壁というものがあります。
これは新しいモノ好きの人達(イノベーター、アーリーアダプターと呼ばれる人達)の割合を指しています。
これを超えなければ普及に繋がりません。
この人達にサービスが届き良い評価を受ければ“口コミ”による普及が可能となります。
モノを購入する思考は5Aだと前回の記事で書きました。こちら←
その為の準備として口コミされやすい
⚠️キャッチコピーを創りましょう
まとめ
・自社の強みを知る(3C、SWOT)
・4Pでサービスの具体化
・デプスやペルソナを使い市場規模を調査
・サービスの普及は16%を目標に、タグ付けされやすいキャッチコピーを作る
最後に
最近息子はイヤイヤ期なのか、少しでも嫌な事があれば一生泣きます。。。
夫婦で協力しないとこんなもん乗り切れるか!!!と思える今日この頃。妻に感謝です。