PNCアメリカ戦妄想
カナダ戦の振り返り
第1戦のカナダ戦
前半38対7と大幅にリードするも、後半に失速し17対21と互角の展開といわれています。
スコアが事実そうなのだから、そう言われるんは、しゃーないと思います。
が、ほんとにそうなのか?
おそらく、前半からもっとキックを使えば後半カナダから猛攻を受ける事はなかっただろう。キャッチフレーズの超速ラグビーをどれくらい継続できるか図っている段階では?とも見える気がします。
前半の入りから、ループプレーが面白いように機能していたと思っています。ただ、前半の中盤以降は、カナダが意図的ではなく足が止まる事によって、日本の早いプレーについてこれなくなった結果待ちのディフエンスになったように感じました。
前に出てこない待ちのディフェンスを強引にこじ開けにいった上に、多くのメンバーが反省している通り簡単にいこうとしたところから歯車が狂ったのでは?というのが私の見立てです。
カナダ戦の注目選手
やはり、注目は山沢選手でしょう。
アメリカは、カナダ以上にFWが重くて、強いと言われておりキッキングゲームが重要になるでしょう。
特に、今回はWTBがツイタマ選手とナイカブラ選手というどちらかというとキッキングゲームを制するというより、カウンターで走りたい選手ですので、李選手と2人でどれだけ蹴りまけないかは重要になるでしょう。
当然、スペースとチェイスが不十分な場合は、決定力の高い両WTBと共に仕掛けるところも見てみたいと思います。
山沢選手の最大の特徴は、相手の意表を突いたプレーが出来るところだと思います。そして、走りながらパスするようにキックで味方に球を渡す事が可能な選手です。一発でトライを取るプレーが出来るいわゆるXファクターの選手ですので、そこに注目したいと思います。
もう一人は、立川選手です。出番は、50分(後半10分)と予想します。
前半は、カナダ戦と同じように日本は、超速の早いパス回しでアメリカを翻弄すると予想します。但し、あんなにスコア出来るとは思っていません。
バックスのもう一人のリザーブが、長田選手なのでCTBで入ってSOにポジションチェンジなども面白いと思います。
李選手は、キック、パス、ランのプレーの質自体は超速ラグビーを実践するのに高いスキルを持っていると思います。ただ、80分という時間を考えたうえでどう勝ち切るのか、どう終わらせるのかといったマネージメントの部分には課題があると思っています。(スティーラーズでは、CTB、FBがメインだから仕方ないと思うが・・・)
後半に試合をどう終わらせるのか?どうスピードアップさせるのか?ここが、立川選手とSH小山選手の腕の見せ所なのではないでしょうか?
最後に
今日の1戦や、夏のテストシリーズの結果に一喜一憂するのは自由ですが、それだけをもって、超速ラグビーやエディージャパンを評価するのは如何なものでしょう?
まだ、実験段階(選手、戦術、遂行力)だと思っています。テストマッチだから勝たないといけないのは事実ですが、Tier1グループのチームも実験を重ねがらテストマッチを戦っています。それでも、勝てるのは選手層が厚いからだと思います。
勝手な想像ですが、ジェイミーのようなやり方では、ベスト8の常連国にはなれても、それ以上は目指せないと考えてエディーを起用したと考えています。ある種の博打だと思います。
結果が出なければ、協会とエディーさんが責任を取るだけです。
今は、まだその段階ではないと思いますし、完成形の超速ラグビーがどんなもので、Tier1グループの国と戦ってどのような結果が出るか見てみたいそんな風に思います。
今日の夜、結果を楽しみにしたいと思います。
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