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メンバー構成から明後日からのリーグワンの今後を占う
バイウイークが終わり、今週末の試合のメンバーが続々と発表になっています。混戦と言われるだけあって、なんとバイウイークの5節までの全勝チームは、ワイルドナイツのみ。そして、全敗チームもD-RocksのみというDivision1。
このまま、ワイルドナイツが独走するのか?それとも、それをストップするチームが現れるのか?5節までの出場メンバーから占ってみたいと思います。
1.上位3チームの先発メンバーと全試合出場メンバー数
ワイルドナイツと言うと厚い選手層から、さまざまなメンバーを試しながらきっちり勝ち切る。昨シーズンまでは、そんなイメージを持っていました。
しかし、なんとこれまでの5試合に関して言えば全ての試合において11人が不動の先発となっています。
ワイルドナイツ
FW:稲垣、坂手、ハアンガナ、ガンター、ボーシェ、コーネルセン
BK:山沢京、長田、デアレンデ、ライリー、竹山
(以下含め選出の敬称略)
そして、FWでは途中出場でミラー選手が全試合に出場していまので全試合出場が12名です。さらに凄いのは、全試合出場している選手は、すべて同じ背番号、つまり同じポジションです。
これに匹敵するのが、ブレイブルーパスで
FW:木村、小鍜治、ピアス、リーチ
BK:松永、桑山、眞野、タマニバル、ナイカブラ
の合計9人。FWでは、フッカーの原田、橋本が、BKでは杉山が先発及び途中出場で全試合に出場しておりこちらも12名が全試合に出場しています。
(松永は、SOとFBでの先発出場)
3位のブルーレブズは、全試合先発が6名
FW:山下、日野、ダグラス、スミス
BK:家村、ツイタマ
途中出場も含めた全試合出場は、トンガタマ、大戸、桑野。BKは、北村です。全試合出場は、10選手と上位2チームに比べると少なめです。
上位2チームは、主要メンバーに怪我人や出場停止がなく固定的メンバーで戦っていると言えるのではないでしょうか?
逆に、3位のレブズは怪我人やメンバー変更も含めてうまくやり繰りしていると言えると思います。
2.前評判の高かったあの2チームは?
大型補強やこれまでの実績、メンバーから優勝候補に挙げられていながら1勝しか挙げられていないヴェルブリッツとサンゴリアスはどうなのでしょうか?
ヴェルブリッツ
FW:三浦、彦坂、須藤、秋山、マプスア
BK:スミス、松田、高橋、ファルコン
の9名。途中出場を含めた全試合出場は、茂野、マヌの2名で11名です。
サンゴリアス
FW:ホッキングス、下川、マクマーン
BK:高本、プニヴァイ、尾崎晟、河瀬
の7名。途中出場を含めた全試合出場は、小林、堀越、呉、中野、福田、流れの6名を合わせて13名となり、これはイーグルスと並び最多となります。
つまり、この2チームは上位2チームや4位のイーグルスと同様メンバーが固定化されてるにも関わらず、下位に低迷している事になります。
3.では、今後どうなるのか?
さて今後どうなるのでしょうか?これは、全く読めないというのが結論だでしょう。
冒頭に例年に比べてワイルドナイツのメンバーが固定化されていると言いましたが、これは混戦でなかなか他の選手を試したくても、試せないという事情もあるのではないでしょうか?
とは言え、ワイルドナイツはコロインベテや福井がまだ1試合も出ていない。山沢拓也もおそらく怪我だろうが3節から出場していない。まだまだ、ポテンシャルだけ考えれば出番のありそうな選手もいるのは事実です。
ここから、他のチームのコンディションや勝敗も睨みながらメンバーをいじってくるのではないでしょうか?
と言っていたら、早速今週末のメンバーを一部変えてきましたね。
フーパーなどを緊急補強したヴェルブリッツに、松島が復帰してくるサンゴリアスは上がり目しかないと言えそうですし、若干選手層が薄めなヒートとダイナボアーズがどこまで健闘するのか?も先の展望を読みずらくしている要因だと思います。
4.これからの楽しみ
これからの楽しみは、質が高いと言われていたアーリーエントリーの選手がどこまでレギュラー争いに絡んで来れるのか、や怪我から復帰してくる選手と、緊急補強でチームに加わる選手が、チームに勢いを持って来れるのか
だと思います。
https://league-one.jp/news/3904
怪我からの復帰では、ブラックラムズのメイン平選手が、10中楠や15伊藤とどのようなハーモニーを生み出すのか?に注目したいです。そして、さらなる大物の獲得やレンタル移籍があるのか?にも注目したいですね。
また、日本代表のSO争いとしての家村、高本、中楠の躍動ぶり、それに田村から後継者と言わしめた、天才武藤に出番は巡ってくるのか?など関心は尽きないですね。
最後に、やはり優勝争いで不気味なのはブルーレブズだと思います。リーグワンになってからは、質の高い両WTBを揃えたチームの一方のWTBが、良いドライブで、いい球を出し、反対のWTBがトライを量産しまくるチームが優勝しているような気がします。
一昨年の根塚、木田。去年の桑山、ナイカブラ。そして、何か今年はテファレ、ツイタマがそんな感じになりそうな気がして仕方ないのです。
(しかも、スクラム強くセットプレー安定しまくりなんで・・・)
今年も、ワイルドナイツがリーグ戦1位で、プレーオフトーナメントでレブズに足をすくわれる、なんて事を期待させたりしますね。
いずれにしろ、混戦模様のリーグ戦。次のバイウイークまでに、抜け出るチームは現れるのでしょうか?
楽しみで仕方がない、としか言いようがありません。
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