音楽と思い出のリンクについて①
いつか、自分がよく聴いていた音楽について記事を書きたいと思っていた。
でも、1つのアーティストの曲を紹介するだけの浅い内容で終わってしまいそうなので挫折していた。
今になって、書けそうな気がしたので書いてみる。
音楽という乗り物
あなたにはないだろうか?
この曲を聴くと、昔の思い出が脳内に映像で再生されるということが。
私にはある。
高校の時通学中に聴いていた音楽を今聴くと、
始発の電車内で寝ながら後ろの窓に後頭部をぶつけていたことを思い出す。
なぜだろう。
科学的な説明はできない。
ただ、あの頃は自分にとって音楽が必要だった。パッとしない高校生活の癒しが音楽だった。
そのくらいに、毎日、ipodで通学中も寝ているときも音楽を聴いていた。
居間のパソコンでネットに繋ぎ、自分の今を表現するテーマソング、ありのまま受け止めてくれる味方を探し続けていた。
電車の窓だけではなく、音楽にもたれかかって生きていた。
音楽で気分転換することが必要不可欠だった。
音楽は自分を遠くに連れて行ってくれる乗り物だ。
ん?
書いていて気付いた。
高校の時は現実から遠くに連れて行ってくれる乗り物。
今は良くも悪くも高校時代に戻してくれる乗り物。
すげー。
で、さらに気付いた。
同じ曲が無数の人間を運んでいく。
みんなの思い、シーンを受け止めてるってことだ。
まるで神社に結ばれたおみくじだな。偉い。
当たり前だろって言う人、ごめんなさい。
続く