映画 禁じられた遊び 感想
ルネクレマン監督によるフランスの映画
「禁じられた遊び」
アマゾンプライムビデオで鑑賞しました。
自分はそんなに映画を見れているわけではないので、あまり偉そうなことは言えないのですが、
モノクロ時代だったりの古い映画を見る度に思うのは、価値観の差、ですね。
本、だったり、音楽とは映画ってなんか違うんですよね。
本とか読んでると、今の自分たちとは違う価値観を持っていても、昔はこんな時代なんだなー、ふむふむ。ってなってそれで済むことが多いし
クラシック音楽に関しては、聴いてて、今とは音楽スタイルの違いがあるのはそれゃ、わかりますけど、かといって、価値観の差と繋がるかというと、そんなことない気がするんですよね。音楽は音楽で不思議な媒体なんですけど、それはまた別の話の物語。
これが昔の映画だと、例えば、動物に対して今より雑な扱いだったり、差別が強かったりするシーンをみると、こちらまで目を背けたくなるというか、そういうことがあります。
あと、多くの場合、何よりも女性像が今と全く違う。
なんか、すごく古い映画の女性キャラクターみてると、もどかしくなるというか、なんでこんな男についていくんだ!!みたいに怒りたくなっちゃったりしてしまうんですよね。
この映画の感想でもなんでもなくなってますね。
この、「禁じられた遊び」の感想ですが、古い映画って、今の人からすると、やっぱり不思議な体験になるから面白いとかつまらないとかで割り切れないんですよね。
話自体は、大掛かりなものじゃなくて、すごく狭い、小さなお話でした。
簡単に言うと、両親を失った少女を農村の家族が引き取る。そして、そこでの生活と、その家族の一人である少年との関わりを描くといった感じです。
子どもたちの言葉、難しい言葉じゃないのに、心に残るものがあります。
そいで、このタイトルの禁じられた遊びって、何のことなんだろうって思いながら、見ていたんですけど、あーー、ナルホド。って見てる途中に思いました。あんま、ネタバレはしたくないので、見ればわかります。
その、「禁じられた遊び」を行うキャラクターが、ミシェルっていう小さな男の子が主人公なんですけど、彼の気持ち、俺にはすげえわかる。ってなりましたね。
まとまりのない感想でした。