見出し画像

いともたやすく発生する副業

< 退職まで 46 日 >(実質 20 日)

●「引き継ぎ」ではなく「引き続き」

取締役も含めた今後の引継ぎの打ち合わせ。こちらからは例の87項目の業務リストを提示した。

一読して「現在の部署メンバーでできることはないのか」との問。アカウント管理や機器感理など、一見平易そうなものが並んでいるからの発言であろう。できるものはあるが、できないものについては例えばこういう理由だよと少し深く解説をしたところあっさりと、いともたやすく、提案される。

「現在も必死に後継者を探しているが」

「11月末までに見つかるかはわからない」

「12月以降も助けてくれないか」

ちらちらと話をされていた副業の要請である。

物理出社はできないので、キッティングやネットワーク絡みのトラブルは引き受けられないことを説明する。もし物理出社ということになれば、申し訳ないが別料金での対応とさせていただきたいと話すも

「そこはなんとか柔軟にお願いできないか」

との回答。

正直、平日はパンパンで、祝日も休みではなくなる予定だ。なので、物理作業ができるのは1900以降や土日になる。なので「柔軟に」というのはお受けできない。

その「柔軟」が、たとえば、郵送等を使って物理出社せずに済ませる等ならお受けできます…などなど妥協点を探す。

後は金額であるが、多少ふっかけるつもりである。

できれば、こういう形での副業はやりたくない。

どう考えても、レスポンスが遅いだの何だのと難癖をつけられて、報酬が下がり、お互い喧嘩別れになるからだ。そういうのを、この会社でも何人もみてきた。

お受けするとしても3ヶ月、6ヶ月を限度としてくださいとして、第一次交渉は終了した。

●残作業

 済: 退職を伝える
 済: 退職日の交渉(11月末決定)
 済: 退職届再提出
 済:引き継ぎ提案
 ―:引き継ぎ準備スタート
 済:業務のリストアップ
 ―: マニュアルの作成スタート
 済: 情報の整理と一元化
未済:社内へのあいさつ回り
 ―:社外へのあいさつ回りスタート
 済:転職後の業務内容の打ち合わせ

退職がオープンになったことで、逆にお誘いが来るようになった。知り合いの●●で情シス探してるんですけど、副業どうですか、正社員どうですかなどなど…大変ありがたい話である。そういう形での副業なら、お受けしたい。


いいなと思ったら応援しよう!