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要件の違い
< 退職まで 48 日 >(実質 22 日)
●情シスに求めるもの
経営側からと、現場側からとでは、情シスに求めるものは全く違うというのはよくあること。特に、ひとり情シスでフロントにもバックにも居たことがある私の後継ということになると様々な問題が噴出する。
フロントサイドは、営業や企画、マーケサイドのシステムを管理するものを据えたいと願い、そのような求人要件を定義する。
対して、私が所属するバックオフィスサイドの要件は全く異なる。各種 SaaS の管理と運用、法的に・内部統制/監査的にどうなのかをジャッジしつつ手を動かせる求人要件を定義したい。
大抵の会社では、営業サイドの要望が常に正義だ。
つまり、今回の情シス募集の求人票も「営業企画より」の内容になる。本当にほしいのは「バックオフィスより」の能力なのだが。
まあ、いずれにせよ、私の業務を引き継いでくれるならどちらでもかまわない。私の最終出社日までに採用が終わり、引き継ぎをする時間さえ取れれば、それでいいのだ。
●最終出社日とその後のこと
有給消化を考えると、ざっくり、11月17日(水)になるはずだ。
最終出社日は17日、その後も関わるのであれば業務委託契約の内容を詰めたいのだがと申し出るも、反応はたったの一行。
「了解です。宜しくお願いします!」
何をよろしくされたのだ、私は…。
●残作業
済: 退職を伝える
済: 退職日の交渉(11月末決定)
済: 退職届再提出
済:引き継ぎ提案
未済:引き継ぎ準備をする
済:業務のリストアップ
済: マニュアルの作成
済: 情報の整理と一元化
未済:社内へのあいさつ回り
未済:社外へのあいさつ回り
未済:10月からの引き継ぎ方法を打ち合わせ
未済:転職後の業務内容の打ち合わせ
今日もパートナー会社へ退職する旨を開示した。えらくビックリされたものの、今後どうするかについて楽しく打ち合わせをすることができた。これからも一緒に仕事ができるなら、こんなに嬉しいことはない。社外とのつながりは、本当に、大事であると思わせられた一日だった。