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英語が話せない起業家は不利になる。 1年でTOEIC630→890点を達成した石倉秀明が語る、グローバル時代の英語学習
「英語を話せない起業家はこれからの時代、不利になっていきますね」
そう語るのは、山田進太郎D&I財団COOの石倉秀明さん。学生以来、英語に触れてこなかったという石倉さんは、英語を話すことへの苦手意識から英会話スクールへの入学を躊躇していたのだそう。
そんな彼が最初の学びの場として選んだのが「90 English」。日本人バイリンガルコーチに教えてもらえるという安心感が決め手になったそう。
1年間の英語学習の継続を経てスピーキングとリスニングを強化し、TOEICスコアは630点から890点へ! 当初の課題だった英会話への苦手意識もなくなったといいます。
現在も着実に成長を続ける石倉さんに、苦手を克服できた理由や、忙しいなかでも英語学習を継続するコツを教えてもらいました。
タカショー(高田 勝太)|90株式会社代表取締役
90株式会社の代表取締役CEO。法政大学在学中、国費留学生としてアメリカの州立大学に留学。起業論/マーケティング専攻。2018年にミズノ株式会社に入社。その後、英語コーチングスクール「90 English」を運営する90株式会社を設立して代表取締役CEOに就任。新R25、Business Insiderなど大手メディアへの出演多数。
石倉秀明|山田進太郎D&I財団 COO
山田進太郎D&I財団 COO。2005年に株式会社リクルートHRマーケティング入社。その後、リブセンス、DeNA、起業などを経て2016年より株式会社キャスター取締役COOに就任(2021年より取締役CRO)。2023年10月の東証グロース市場上場に貢献し、2023年12月からは働き方について研究、調査を行うAlternative Work Labを設立し所長就任(現在も兼任)。FNN系列「Live Newsα」、AbemaTV「ABEMAヒルズ」レギュラーコメンテーター。
大学院入学を機に、英語学習をスタート。しかし「学習時間」と「苦手意識」がハードルに
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タカショー:
まず、簡単に自己紹介をお願いします。
石倉さん:
メルカリ創業者が立ち上げた山田進太郎D&I財団でCOOを務めており、主にSTEM(理系)分野のジェンダーギャップの解消を目的に活動しています。
前職では、1500名以上の従業員全員がリモートワークで働く株式会社キャスターで取締役を務めていました。他にも、大学院で働き方について研究したり、情報番組でコメンテーターを務めたりと、さまざまな活動をしています。
タカショー:
石倉さんが英語学習を始めたきっかけは何でしたか?
石倉さん:
2023年にリモートワークの研究をするために、大学院に入学したことがきっかけです。「いつか英語を喋れるようになりたい」と思ってはいたのですが、大学受験以来、英語に触れる機会がなくて…。
それが、大学院に入るタイミングで、自分の学習意欲が溢れているのを感じて、「今なら英語もいけるんじゃないか!」とチャレンジすることにしたんです。
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タカショー:
良いきっかけを見つけられたんですね! 英語学習の伴走者として90 Englishを選んだのはなぜですか?
石倉さん:
毎日の学習時間は短いながらも、コツコツ継続していくことを前提にしているところに惹かれました。
実は大手の英会話スクールもいくつか検討していたのですが、どこも1日3〜4時間勉強するカリキュラムで、結構キツそうだな…という印象がありました。
あと、90 Englishはコーチが全員バイリンガルの日本人で、後天的に勉強して英語を話せるようになった方たちなのも安心感がありましたね。
スピーキングとリスニングにかなり苦手意識があったので、外国人講師相手に話す学習スタイルは向いていないと思っていて…。
タカショー:
たしかに、苦手意識がある状態で外国人講師とコミュニケーションするのは躊躇しますよね。
石倉さん:
そうなんです! なので、わからない部分は日本語で質問できて、日本人ならではの発音の弱点などをカバーしながらトレーニングを積めるなら、僕のような初心者でも続けられるんじゃないかと思い受講を決めました。
TOEICスコア260点アップ!リスニングとスピーキングの成長を実感
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タカショー:
そんな石倉さんは、すでに1年ほど継続して90 Englishを受講されていますよね。続けてみて、どんな変化を感じましたか?
石倉さん:
受講前はまったくと言っていいほどできなかった、スピーキングとリスニングの成長を特に感じています。
週に3回、コーチと1on1でのレッスンでテーマに合わせて自分の考えを英語で話しているのですが、以前は「何を話そうか…」と事前準備をして参加していたのが、最近ではアドリブでスラスラと話せるようになったんです。
タカショー:
考えていることを英語に変換するスピードがどんどん上がっていますよね。
石倉さん:
それに、同じコーチが継続的に伴走してくれて、「以前と比べて、こういうところがいい」といった長期目線でのフィードバックをもらえるおかげで、自分では気がつかない成長を知ることができました。
1人で勉強しているとできていないところばかりに目が向きがちですが、すでにできている部分や上達している部分を教えてもらえるから、だんだん心理的安全性が生まれて。
信頼しているコーチの前だからこそ、使い慣れていないフレーズがあっても、「合ってるかわからないけど、言っちゃえ!」とチャレンジできるくらいには、話すことへの抵抗感がなくなりましたね。
タカショー:
そのチャレンジ精神が素晴らしいです!リスニングの上達はいつごろから感じましたか?
石倉さん:
始めてから3ヶ月程度で実感しました。コーチの質問や、ネイティブの人が話す多少ごちゃごちゃしている英語も聞き取れるようになって。
そもそも、リスニングは細かい部分は聞き取れなくても、大事な部分さえ掴めれば何を話しているのかが大体わかる、というのも新しい発見でしたね。
▼noteでも90 Englishを受講した感想を発信している石倉さん
90Englishを始めて1ヶ月経った|石倉秀明
3ヶ月90Englishをやってみた|石倉秀明
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石倉さん:
さらに、スピーキングとリスニングができるようになったおかげで、TOEICのスコアも630点から890点にアップしました!
タカショー:
本当にすごい伸び率ですよね! 890点は受験生の上位7%に入るスコアです!
石倉さん:
我ながらよくやったなと思います(笑)。なかでも、これまで苦手だったリスニングの点数が圧倒的に伸びましたね。
英語を話すこと自体に慣れてきて、自ら頻出フレーズを使うようになったからか、文法の問題でも「この質問なら、大体この回答になるでしょ」というのがわかるようになっていて、自分でも驚きました。
タカショー:
実際に、日常のなかで英語を使うような場面はありましたか?
石倉さん:
このあいだ、仕事でアメリカ大使館の方と英語でお話しする機会がありました。相手があまり日本語が得意ではないなか、日本のSTEM領域について話すことになったんです。
そもそも、文系・理系という概念が日本特有のものなので、文理選択の概念から英語で説明するのに挑戦したのですが、話してみると案外スラスラと言葉が出てきて、相手にもちゃんと伝わっていたのが嬉しかったですね。
成功のハードルを低く設定して「とりあえずやる」が継続の秘訣
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タカショー:
仕事や大学院での研究、ご家族との時間など忙しそうな石倉さんですが、どのように英語学習を取り入れていますか?
石倉さん:
1on1のレッスンは朝の時間を使って受けていて、毎日取り組むシャドーイングや英作文などの課題は、仕事やプライベートの隙間時間にやっています。
タカショー:
毎日やる課題は時間を決めずにやっているんですね。
石倉さん:
時間を決めると、忙しくてできなかったときにストレスになるんですよね。何事も継続のポイントは「成功のハードル」を少しでも下げることだと思っています。
クオリティやスピードはさておき、「学習に取り組めたらOK」と軽い気持ちで継続してきました。
「とりあえずやる」ことを優先して、英作文なら1〜2行書いてみる。そこまでやれば、意外となんとかなっちゃうものです。最近は、仕事に疲れて気分転換をしたいときに課題をやっていることも多いですね。
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タカショー:
学び自体がリフレッシュになってるなんて、習慣化大成功ですね。
石倉さん:
コーチとの1on1レッスンが週に3回あるのも、ちょうどいい学習のリズムづくりになっていると思います。週に1回だと前回の内容を忘れるし、毎日だと時間が作れない。
2日おきにコーチと英語で話していると、「しょっちゅう英語を喋ってるな」という感覚になるから、話すことへの抵抗感も自然となくなるんですよ。
日常生活でも、1年くらい連絡していない友だちに連絡するのは緊張するけど、2日前にやり取りしてた人には気軽にメッセージを送れるじゃないですか。
英語も同じで、期間をあけずに触れていくことで学習のハードルがどんどん下がるし、結果的に習慣化にも上達にも繋がるんだと思いますね。
英語を話せない起業家は、戦えるフィールドが狭くなる
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タカショー:
石倉さんは、起業家として英語を話せることにはどのような意味があると思いますか?
石倉さん:
今後、さらにグローバル化が進むなかで、日本の起業家も海外のファンドやVCと仕事をすることが今よりも間違いなく当たり前になるはずです。
グローバル展開する企業も増えている一方で、英語を話せない起業家は必然的に戦えるフィールドが狭くなります。
タカショー:
間違いないですね。
石倉さん:
もっと身近なことでいえば、採用にも大きく影響するでしょうね。人口減少が進み、どの企業も必ずぶつかる問題は「働き手の不足」です。そんな時代に、海外の人材を採用できるかどうかで企業間には大きな差が出てくるんですよ。
最近では、アメリカで活躍しているエンジニアでも「日本で働きたい」という方が増えてきています。日本は物価も安くて、それなりにいい年収がもらえて、安全で食べ物もおいしい。要は働く場所として人気になってきているんです。
一方で、日本には英語を話せる人が少なく、カルチャーの壁も大きいので、受け入れられる企業が少ない。そうなったとき、海外の優秀な人材を採用できるかは、シンプルに英語力次第じゃないですか。これからの時代、起業家は英語を話せないだけで不利になっていくんじゃないですかね。
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タカショー:
ビジネスにおいても英語がより価値を持つようになるんですね。 最後に、90 Englishに興味がある起業家の方へメッセージをお願いします。
石倉さん:
一言で言うならば、90 Englishで続かないなら、無理なんじゃない?(笑)。そのくらい習慣化が苦手な人でも続けやすいサービスだと思います。
英語を独学するのが難しいのは、自分の英語レベルを正しく認識することと、適した学習法を選ぶことが難しく、どの方向に努力したらいいかわからないからですよね。
90 Englishは、しっかり必要な情報を詰め込んでもらいながら、自分のペースで勉強できて着実に話せるようになるという、いろいろな英会話スクールや学習法の「いいとこ取り」ができるサービスだと思います。しかも、どの受講生に対しても再現性がある。
人生100年時代になって、みんな70歳くらいまで働くと考えると、英語はどこかで必ず役立つだろうし、何歳から始めても全然遅くないです。気になる人はとりあえず挑戦してみたらいいんじゃないかな。
タカショー:
ありがとうございます! 石倉さんらしい、たくさんの金言が出たインタビューになりました。これからも石倉さんの英語学習を全力でサポートいたします!
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起業家の方、僕と1対1でお話しましょう!
英語コーチングスクール「90 English」では、日本を代表する起業家の英語力向上支援をしています。起業家の方、僕と1対1でお話しましょう!ざっくばらんにお悩みを聞かせてください。
▼僕直結のZoom予約リンクです
また、「90 English」では現在、起業家応援プログラムを実施中。ぜひこの機会に、一緒に英語学習に本気で向き合ってみませんか?
<取材・文=目次ほたる(@kosyo0821)/編集=いしかわゆき(@milkprincess17)/撮影=荒田駿介>