僕は起業家に“英語という名の武器”を配りたい。
ダイニーのグローバル投資家からの大規模調達が大きな話題になったのは記憶に新しいだろう。日本を代表する起業家の英語力向上支援をしている会社の代表という立場からどうしても伝えたいことがあり、筆を執ることした。
ダイニー山田さんのnoteの中で「どうすればグローバル投資家から多額の資金調達ができるのか」という問いに対する答えとして以下が挙げられていた。
僕は首がもげるほど共感した。1の「良い事業を作る」ことは当然何よりも重要だが、2と3の重要性を心の底から理解できている起業家はまだまだ少ないのではないかと思う。
一方で、「良い事業を作る」という点においては日本の起業家はグローバルでみても引けを取らないクオリティと解像度を持っていると思う。
だからこそ、CEO自身が自分の言葉と熱量で自社事業やマーケットの魅力を語れる英語力と強気で交渉していく自信を身につけることで、世界中の起業家とも対等に戦っていけると確信している。この英語におけるディスアドバンテージが日本の起業家の過小評価を招いていると感じる。これはもはや日本全体の社会問題なのだ。
そんな想いから、僕は、英語という名の武器を一人でも多くの起業家に配ることで、アーリーステージからグローバル投資家からの資金調達をして、グローバル規模の視座で事業を創っていく、そんな起業家を1人でも多く増やすことで日本の未来を明るいものにしたい。僕はそのためなら己の人生を捧げられる。
ただ、一朝一夕の努力では英語という武器は手に入らない。1日5分コツコツとやれば話せるようになるだの、3ヶ月で英語ペラペラ!と甘い罠をささやく人も多いが、あれは嘘だ。ここはそんなに甘い世界じゃない。魔法の杖のように一瞬で英語が話せるようになるサービスも存在しない。だからこそ、燃え尽きずに粛々と継続して、英語を身につけていく環境をセットする必要がある。
「英語、頑張るぞ!」その意志はすぐになくなる。意志に頼るギャンブルを卒業して、環境を整える建設的なやり方に変えるべきだ。
先述したダイニー山田さんは同note内で英語の重要性にも触れている。
いかがだろうか?世界を目指している起業家はすでに長期視点を持って英語に本気で向き合っている。
「業務でパツってるからな〜。今じゃないな〜。」と思ったそこのあなたに伝えたい。
英語学習に“万全なタイミング”など一生こない。
なぜなら今後もずっと忙しいからだ。起業してから今までの人生を振り返ってみてほしい。「暇だな〜」なんて時期はなかったはずだ。たま〜に気分がのって英語の参考書にトライしてみても、3日坊主はおろか1日スキンヘッドになってしまった経験もあるのではなかろうか?
だからこそ、90 Englishは「燃え尽きない英語学習」を徹底的に追求してきた。
このあたりは90 Englishを1年以上受講してくださっているけんすうさんが言語化してくれているので下記を参照いただきたい。
ここまで偉そうなことを言っている僕自身、約1年のアメリカ州立大学への国費留学は正直言って地獄だった。楽しいことよりも、辛い記憶の方が多い。日本の大学との圧倒的なレベルの差、狂ったほどの課題量、授業中に突如始まるディスカッションタイムやプレゼン。試験勉強の期間中はレッドブルに頼りすぎて、翼どころではなく、背中に旅客機ができるのではないかと思ったぐらいだ。
期末試験の前は大学の図書館が24時間営業になり、皆が徹夜で勉強をしている。「教科書に穴が開くのではないか?」と思うような真剣な眼差しは今でも脳裏にこびれついて離れない。
紛れもなく、あそこは戦場で、過酷な学問の場所だった。辛かったし、逃げたかった。けどそれでも、いや、だからこそ後悔は全くしていない。
あの地獄を体験したおかげで一生使える英語という名の武器を手に入れることができたからだ。
でも、起業家のあなたが今から僕のように地獄のような日々を過ごして英語を身につける必要はない。第二言語習得論や言語学に裏付けされた正攻法がすでに発見されているからだ。この英語ゲームには必勝法がある。
僕は大学1年生〜3年生までに約200万円を大手の英会話スクールやオンライン英会話、留学中の海外の語学学校に注ぎ込んだ。アルバイトをしては自己投資を繰り返した。その結果…話せるようにはならなかった。ほぼ無風と言ってもいいだろう。
大学生特有の何も残らない飲み会で貴重なお金を吐瀉物に代えるよりも、学びに昇華させるべきだと判断したかつての自分には拍手を送りたいが、そのやり方は非常に遠回りだったのだ。
なぜなら、ネイティブスピーカーは“英語を話す”プロではあるが、“英語を教える”プロではないから。
そんな私の原体験をもとに、2019年に創業したのが英語コーチングスクール『90 English』だ。90 Englishでは、高校生以降で後天的に英語を身につけた専属の日本人バイリンガルコーチがレッスン〜課題添削、自習サポートまで全てに伴走することで、どんなに忙しい人でも挫折しないプログラムを提供している。今ではけんすうさんやタイミーの小川嶺さん、SHEの福田恵里さん、タイムツリー深川泰斗さん、ラブグラフ駒下純兵さん(受講インタビュー記事はこちら)やPoliPoli伊藤和真さん(インタビュー記事)など、日本を代表する起業家の多くが90 Englishを選んでくれている。
そんな90 Englishの代表をつとめる僕だからこそ、今、起業家の同志であるあなたに問いかけたいことがある。
「日本、このままで放置していいの?」
僕は会社を上場させたわけでも、売却を経験したわけでもない、そんな一人の起業家にすぎない。
「お前ごときに偉そうに語られたくねえよ」そんな声が聞こえてきそうだ。
それに関しては、その通りだと思う。何も成し遂げていないのだから、その言葉は受け止める。でもだ、世界を変えるのはいつだって、どこだって、よそ者、若者、バカ者なんだ。僕らが声をあげないで、誰がこの日本を再興できるんだ?このまま沈み行くタイタニックを易々と看過していいのだろうか?
かつての日本は経済大国であり、人口は増えていったし、給料もどんどん上がっていったらしい。でも、今の日本はどうだ?「今日よりも明日の方がこの国が良くなるぞー!希望だらけだ〜」と胸を張って言える人がどれだけいるだろうか?
Xで見かける「【悲報】日本終了のお知らせ(笑)」のようなしょうもない弱音を吐きたいわけではない。むしろ、その逆だ。
起業家のあなたへ…今こそ奮起しないか?世界を目指さないか?
そんな話をしたい。そう、このnoteはあなたとの対話だと思っている
明日死んだら、どんな後悔が残る?
今年の6月、全身麻酔を伴う手術をし、1週間の入院を経験した。命に関係するオペでない、至極シンプルな手術だった。
それでも尚、手術前日の夜は「もし明日死んだとしたら、どんな後悔が残るだろう?」そんなことを考えた。
「今の暗い日本のまま、自分たちの子供世代に引き継ぐことはできない」と強く感じた。
命をはって戦ってくれた先祖にも顔向けできない。
この世に五体満足で生を受け、さらに起業のチャンスも手に入れることのできた超幸運な僕らには、未来を良くしていく責任があると思うんだ。
日本人同士で戦っている場合じゃない。英語という武器を持って世界に打って出ていこう。「ビジネスは戦争だ」その言葉を借りるならば、英語は必須装備。銃を持たずに戦場に向かう命知らずはいないように、世界の共通言語の英語すら話せずに世界に出ていく者はいない。
だから、僕はそんな武器を起業家であるあなたに配りたい。
少々熱くなってしまったが…まだ書き足りない…そんな気持ちを抑えつつ、今日は筆を置こうと思う。
“英語という名の武器”を身につけたい起業家の方、僕と1対1で話しましょう。90 Englishに入学するかどうかはもはやどうでもいい。
ただ、あなたが英語ジャーニーへの一歩目を踏み出す、その背中を僕におさせてほしいんだ。背骨が爆発するほどのブーストをかけることをお約束する。
(渋谷駅のサクラステージの目の前のMIDORI so.で生息しているから、気軽に立ち寄ってほしい。コーヒーでも飲みながら熱く語らおう。)
下記に僕直結のZoom予約リンクを貼っておくので、まずはオンラインで話せたらと思う。
日本、そして世界を大きく変えていこう。それはきっと起業家の特権であり、使命だから。
共に日本を再興させよう。
最後まで読んでくれて本当にありがとう。
2024年10月18日
90株式会社 代表取締役
高田 勝太
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Business Insider Japan とのコラボ動画では『起業家が惚れる英会話スクール』として紹介いただきました。
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