絶対アイドル辞めないで を観た感想
2025/01/19 冬夜の星紋祭 夜の部
涼本あきほさんの歌う「絶対アイドル辞めないで」を観て
改めて心の臓を滅多刺しにされてしまい、
きを抜けば今にも泣きだしてしまいそうな状態になった。
今までこの曲を聴いたことがなくて
超最近知ったのだけれど
これほど涼本さんに似合うカバーはそうないと思う。
これまでの話を聞く感じ、
涼本さんはかなり昔からのドルオタで
数々の脱退とか引退とか解散とかを経験しているっぽい。
最近、この手のニュースが多く辛いことが多いですよね。
”契約違反”だのなんだのってみるたびに心がぎゅっとして
そっと「興味がない」をポチってトレンドを更新していて
あるとき、うろ覚えでこんな言葉を思い出した。
けだし名言ですね。そして顔つきが違う。
(私も最近まで前者でした。)
そんなことを想う中、絶対アイドル辞めないで
を初めて聞いて、そして歌詞を見て衝撃だった。
こんなに可愛いアイドルちゃんがとんでもない解像度で
「推す側」の詩を歌っているんです。
え、それやっていいんだ?!って感じ。
で、それを涼本さんが歌う。
え、それやっていいんだ?!って感じ。
とんでもないカタルシスですよ。これは。
涼本さんはアイドルではないけれど、
当人が持ついくつかの憧れの中には
十中八九、九分九厘
「アイドルになりたい(というより演りたい?)」が
あったはずで、
だから、ある時のマネージャーさんの問いに
勇気を出して答えた結果の今がある。
今日の披露にあたって、たくさん練習したと思います。
歌は苦手意識があるという涼本さんだけど、
高音もヨレずに綺麗だったし、
何よりメチャクチャ心がこもってた。
こんなの泣かないわけなくないですか。
推す側の気持ちも推される側の気持ちも
完璧に知り尽くした涼本さんが、
「私のオタクとして思い入れのある曲だ」って歌う。
心のど真ん中を貫かれたよね・・・。
以下自分語り
自分にとって、今までこの人!って推しが存在してなくて
だからそれらが”永久に失われること”への恐怖は
知る由もなかったんだけど、
その”知る由”がある日突然現れて、
心の占有率120%みたいになっちゃって。
毎日楽しくて、生きがいで、
それ故にこの恐怖もたまによぎって、
でもやっぱり幸せで、これまで沢山のものを貰ってきた。
毎週のようにある配信やイベント、
それに毎日のチョクメやファンダム。
これ以上望むものなんてないな~とか思ってたかもしれない心理状態の中、ファンダム初配信でチャーハンを作ってる彼女をにっこりしながら見ていたメカにそれは突然突き付けられた。
今日のこのチケットを「絶対に手に入れなければいけない理由」
それはもう必死こいてチケットを探しました。
(先行抽選2回も一般もとれていなかった)
数週間経って、相互のフォロワー様にお声がけいただき、Got a KOTONAKI.
迎えた当日、昼の部で既に優勝している自分がいた。
なんと、最近推しから教えてもらった別界隈の推しグループの楽曲
大、大、大好きっ!なとき宣ちゃんの
「こんなあたしはいかがですか」を
涼本さんが歌唱したからだった。かわいすぎた。
推しうちわで指差しのレスを貰ったり、
最後のお手振りタイムでも同様に指差し加えてぷく顔のレスがもらえて
もうめ~~~~~~ちゃくちゃ幸せだった。
正直、この日の最大瞬間風速はそこだと高を括っていた。
それぐらい昼の部が良かったから満足度が100%まで到達していた。
が、油断していた。一年と数カ月ぶりに心の臓を滅多刺しにされた。
なんですか、これは!?一瞬で200%まで高騰した!?
こんなのコンテキスト アンド コンテキストじゃないですか!!
”なぜか”この2曲を聴いてコールとかを憶えたくなっていたのに、
チケットを持っていなくて、それが心底悲しくて、
KOTONAKIを得るまで聞けなかった状態で。
そんなだから、当日聴くまで涼本さんがこの曲を選んだ意味を
自分なりに理解しようともしなかった。
そんな自分を、涼本さんはまたしてもたたき起こしてくれた。
涼本さん、いつもありがとう。
放っておけば無休でビルの退館時間ギリギリまで残業して
ただぼーっと週末を過ごすだけの生活を、
このどうしようもない日々彩ってくれているのは紛れもなく涼本さんです。
初めて目が合った日から今日も明日も涼本さんばかり。
私から見えているきらきらの推しが偶像でも報われないおとぎ話でも
なんでもいいので、ずっとそのままでいてください。
これが私のエゴです。
以上、絶対アイドル辞めないで を観た感想でした!
恥ずかしくなってすぐ非公開にしそう!
もし読んだ人がいたら、今すぐ忘れて下さい!
それでは!!