負けるがカツ
韓国のお風呂はトイレと一緒です。
トイレの中にお風呂があるのか、お風呂の中にトイレがあるのか。
そして、バスタブがない家が多い。ほとんどシャワーだけです。
便器の横にシャワーがある構造。
あー湯船につかりたい~~、真冬になるとよく思うことです。
そんな韓国のお風呂事情。
なので水にぬれても大丈夫なトイレ専用のスリッパが必要なのです。
このスリッパは明らかに部屋で履くスリッパとは違います。
誰が見ても一目瞭然。
ところがうちのご主人様、このお風呂用のスリッパを部屋で使うと言い出しました。
「えーこれは部屋で使うスリッパだよ」と言っても、「そんなの関係ない。これはすべらないからいいんだ」と、小島よしおバリに言いました。
あー、すごく嫌だ。お風呂用のスリッパをなぜ部屋で使うのか?
センスゼロ!
そんな思いが出てきて、言い返しそうになったのですが、ふとこんな言葉を思い出しました。
「負けるが勝ち」
今までは、売られたケンカは買っていました。
苦節十何年、やっと分かりました。
ここで、反論したら油に火を注ぐようなものです。
大火事になります。
自分が正しいと思い込んでいるから、いざこざになるのです。
相手の意見が正しいかもしれないし、明らかに正しくなくても何か事情があるのかもしれません。
ここは私が大人になって、負けてあげましょう。
「負けるが勝ち」の精神です。
トイレ用のスリッパを部屋で使っても、センスが悪いだけです。
トイレ用のスリッパを部屋で使ったら、滑らないので良いかもしれません
トイレ用のスリッパを部屋で使っても、死にません。
韓国のトイレ用スリッパです。