救援物資到着で親子の関係を考えた。
日本から救援物資
海を渡って荷物が届きました。
私が頼んだものと一緒に、78歳の母セレクトの渋めの品がちらほら。
有難いです。
日本の食べ物もそうだけど、時間とお金をかけて送ってくれる母の気持ちが何よりも有り難い。
母との関係
とは言え、私は母と話す時、緊張します。
虐待されたとか、暴力を振るわれたわけじゃないけれど、。
何かしようとするときに頭に浮かぶのは、「(母に)怒られちゃう」というワード。
どちらかといえば、母は厳しいほうでした。
小学6年までは夜8時就寝。なので『ザ▪ベストテン』が見れませんでした。
金曜日の朝は若干、登校拒否ぎみに。友達との会話の輪に入れませんからね。
お笑い番組を見てると「くだらない」と言われて、それも 嫌だったなぁ。
「看護師になりたい」と言ったとき、同級生から「付き合って」と言われたとき、「そんなのダメ」と間髪いれず拒否られた。
その瞬間、心のシャッタ―を下ろしてしまいました。それ以上何か言ったら、もっと深く傷付きそうだったから。
友達みたいな親子にあこがれてました。悩みを話したり、外食したり、カフェに行ったり。
早く家をでて、母の目が届かないところに行って自由になりたかった。
だからと言って、母を恨んでいる、嫌い、というわけではありません。
親としては愛情からの言葉ですが、愛と受け取ることができないのが子供。
100の愛情があるのに、たった1つの言葉でその愛情が崩れてしまうことがあります。
大人になったら、関係が変わるのかなぁと期待していたけれど、変わりません。
相変らずな関係です。
私と娘の関係
娘には私のような思いはさせたくないと思っています。
なので、話を否定せず、聞くようにしているつもりです。日々、努力中。
いっしょにカフェに行ったり、買い物に行ったり、(今は一緒に行ってくれません。友達のほうが大事)
踊ってみたり。
そんな関係です。
小さかった自分に言いたいこと
日本からの荷物をまえに、小さい頃の母の言葉を思い出したけど、それは確かに愛だったと思うのです。
表現がストレートすぎる愛。
ストレートすぎて、見えなかった愛。
母の何気ない言葉に傷ついた、小さい自分に言ってあげたい。
「お母さんは、あなたが嫌いでダメで言ったんじゃないよ。心配で言ったんだよ。心を閉じたら悲しいよ。」と。