
韓国のパン屋にはコロッケもあるし、そぼろもある。
韓国ではコロッケを食べないの?と主人に聞いたことがあります。
こちらに来たばかりの頃でした。
主人は『食べるよ。パン屋に売ってるじゃん』と、平然と答えました。
コロッケがパン屋に売ってる⁉ コロッケパンのこと?
なんでパン屋にコロッケが売っているの?
コロッケというものは、家で作るか、冷凍食品に頼るか、懐かしの肉屋で買うかしかないのではないですか?
それがパン屋に売っているなんて。
パンを売っているからパン屋というのではないのか?
数分間の口論の後、主人が何かを買ってきました。
それは丸くて茶色で油で揚げてあるものでした。
これがコロッケだ!と差し出します。
それはパンを油で揚げたもののようです。
いわゆる日本で言うカレーパン。
なるほど、コロッケにも見える。
コロッケの中身は何かというと、ジャガイモではなく、みんな大好きチャプチェだったり、キムチの炒めたものだったり、ツナだったり、卵サラダだったり、種類もいろいろです。
私的にはカレーパンよりも卵サラダコロッケパン(名前が長い)の方がスキです。以外と油っぽくないのでペロリと食べられちゃいます。
最近、韓国でも本当の?コロッケをインターネットで見かけるようになりました。
あと、そぼろパンというパンもあります。日本語そのままのそぼろです。ひき肉で作るあのそぼろ。
これです。メロンパンの表面に乗っているビスケットのメロン味がないバージョンです。
これをなぜそぼろパンというのか。
不明です。
そぼろパンは、昔から続く定番のパンです。
何を食べるか迷ったらそぼろパン。
メロンパンが食べたくなったらそぼろパン。
最近はクリームメロンパンのようにクリームが入っているそぼろパンも登場してます。
大ブーム中のアンバター。これも韓国ではそのまま、アンバターと呼ばれています。
アッ、バターは英語ですね。
10年前よりははるかに進歩した韓国のパン屋さん。
値段も驚くほど進歩しましたけど。
日本よりも高いのは確かです。