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~じゃない方のわたし


鍵をかけて見ないようにしていた心をもがきとられた。

したたり落ちる青い血。


あの時もっと勇気があったなら、~じゃない方の私じゃなかったかな。

『いや~無理でしょう』私がささやく。

分かっているよ、そんなこと。

でも、精一杯頑張ったんだ、あの時、あの場所で。

だから、今、~じゃない方の私が、ここにいる。

ほかの誰にもなれない。

私はわたしのままで生きていく。



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