【契約プチスターク】with《全天の覇神》基本プレイ無料{有料コンテンツ有}(踊ったったわ)<〔歌わせていただく〕【機契約】
はじめに
現代バトルスピリッツにおいて、相手のターンに何ができるかはデッキの強度を考えるうえで重要な指標と言えるだろう。
ククルカンやジャバドは除去と面展開。
ヘラは除去と面展開とリソース確保。
ブリギットは次手番の準備と除去。
プチフェニルはリソース確保。
"相手のターンにできること"に強みを見出しているデッキは少なくない。
そのデッキたちの強みをひとつ剥がしたうえで、自分のターンも満足に行わせてくれないテーマが存在する。
プチスタークだ。
採用カード
プチスターク
相手のエンドステップにC+1がデフォルト 。
ライフが減っていなければさらにC+2。
ライフが減っておらずプチスタークが生きていればさらにドロー1。
疲労ブロッカー。C7からはブロックした相手の生き物が破壊/消滅された時に1点貫通。
太文字部分は相手も自分も忘れがちな割に超重要。
ミスタージョン
煌臨時にC+1コア+1する装甲持ち。
装甲でしか防げない除去が環境に存在するので、他に耐性があるといっても装甲を持っているに越したことはない。
ブロックしてからエクストリームスタークに煌臨すると、3コア乗せになったりBP比べに勝ったりする。できそうなら狙っていい。
C増加もコアブーストも重要。文句なし3枚。
スターク&セレストゥル
C1煌臨。プチスタークは何があってもターン往復でC1は絶対に盛れるので、乗るだけなら簡単に乗れる。
ただし何の用意もないとただの除去されやすい疲労ブロッカー。
ブレイヴがついてやっと真価を発揮するが、ブレイヴをつけてターンを返すと効果発揮のためのブレイヴを1枚消費していることになる。
セレストゥル1枚目があれば自分のアタックステップ開始時に召喚してしまった方がよいことが多い。場に残りやすいので、結誓を焦る必要は基本的にない。
火山やバチマンドゲール等のドローヘイト相手には、相手のターンでセレストゥルを出して結誓するという手も取れる。
復帰させたうえにブレイヴを召喚するのは破格なのでさすがに3枚。
バイナレイター・デュアルスターク
復帰降臨してC増加、サーチ、耐性を1枚でやってのけるスーパーカード。
C6で鋼鉄魔神を合体するとブレイヴ効果しか受けなくなる。
強いのでできれば3枚積みたいが、序盤に乗っても耐性がなく突破されることが多いので2枚。
天空機動エクストリーム・スターク
特殊なタイミングで煌臨できるフィニッシャー。
ボトムバウンスが煌臨/ブロック時なので、実はアタックされてから煌臨した方が除去枚数が多い。
煌臨中合体中Lv2だと相手のエンドステップに2点貫通できる。これをメインのダメージソースだと考えていると、普通にアタックするリーサルを見逃す。
2枚以上絡めて勝つことも多いので3枚。
パタバード
最強1コス白スピリットの一翼。
除去された時のサーチ対象に銀零以外の制限がない。
初手にプチスタークと一緒に召喚するとだいたいC3盛れる。
初手にあると嬉しいので3枚。
戦車合体ヴィーゼル
最強1コス白スピリットの一翼。
ミラージュ効果が優秀なのはもちろん、デッキ破棄による負け筋をある程度潰せる。
初手にあると嬉しいので3枚。
メガトータティス
プチスタークと相性のいいバースト。相手が更地になるタイミングで開ければエクストラターンとC3ドロー1がもらえる。
ヴィーゼルをセットしているとスピッツァーは食らわないが、スピッツァーのせいで手札が減るとステップを飛ばせない時がある。
ケアされても面倒なので1枚。
巨神要塞トール・キャッスル
時間制限やなんやかんやでライフ取り切れなさそうな時のフィニッシャー。
幻魔神が合体したらすごく強い。
全てのサーチに引っかかりはするが、1枚だと引きたい時に持ってない確率が高いので2枚。
聖皇ジークフリーデンXV
貴重な破壊除去とドローソース。
エクストリームスターク煌臨時に誘発するととてつもない量のアタッカーを奪える。
プチスタークを無視はできないので、どこかで開ける。本当に強いので3枚。
マーキュルブレード・ティアドロップ
召喚時にC1と手札入れ替えするブレイヴ。
後手1で他に何もなければプチスタークにくっつける。
他に有用なブレイヴがないので採用しているが、別に不満はない。一定の働きをする。
ブレイヴ枚数は多い方がいいので3枚。
幻魔神
禁止しないでほしい。
暁光の契約銃セレストゥル
召喚時が偉い。
バースト破棄してそのまま結誓すると大概の手札増加後バーストを食らわない。
機契約との合体中以外はバニラ。
トラッシュのコア数は要調整。
結誓は基本的に4ドロー以上でなければ使わない。
3ドローは返しのターンで負けると思うまではやらない方がよい。2ドロー以下は論外。
当然3枚。
鋼鉄魔神
やることなすことがちょっとだけ偉い。
アクセルは便乗ドローを置けてなければ撃つ。置けていればスターク&セレストゥルの弾にする。
実は機契約はネクサス効果での除去に弱いので、つけると強い場面もたまにある。
ブレイヴのかさ増しでしかないので枚数は可変。今回は1枚。
凍れる火山
できれば便乗ドローの秩序戦艦バチマン・ド・ゲールを入れたい枠だが、後手1でプチスタークにくっつくことを評価しての採用。
初動としても優秀。
先攻で1コストスピリットを犠牲にしてプチスタークを爆誕させることもできるが、ヴィーゼルならミラージュセットした方が強いし、パタバードならそのまま盤面に維持した方が強い。
減らす理由がないので3枚。
墜落戦艦遺跡
便乗ドローネクサス。
煌臨したターンの終了時にソウルコアが返ってくる。
機契約スピリットは効果で触られにくいのでBP+5000もそこそこ有用。
これがあると煌臨したターンの次の相手ターンを無防備な状態で過ごさなくてよくなる。
C7まではソウルコアが返ってくるということ以上の意味を持たないが、ソウルコアが返ってくるということ以上の意味を持たないというのは自分しか知らない情報なのでプレッシャーをかけられる。
情報が出回ったら適当にお互いのアタックステップ煌臨でも入れて撹乱すればいい。
先攻1ターン目で置いても強くはない。プチスタークを置くべき。
C7からはソウルコア回収をきっちり使いたいので3枚。
アルテミックシールド
デッキオープン効果がそこそこ多いので加わった時嬉しい。
このデッキは「効果でアタックステップを終了できない」効果を発揮するカードをアタックステップ開始時に除去してしまえるので、後撃ちの何かでしか阻害されない。
意外と使えるので2枚。
不採用カード
レールガンナー・フォーサイト
アンブロッカブル対策。それ以外の役割がなさすぎて不採用。
アンブロッカブルと出くわしても除去で何とかできることもあると判断した。
ビームブラスト
アタック強制マジック。
セレストゥルのためにコアを使うにはもってこいのカードなので、枠があれば採用してもいい。
五角形の砦rv
フリーデンがスピッツァーに割られすぎるせいであまりにも勝てない!みたいなことになったら採用する。
しかし凍れる火山と競合したら勝てないので、どの枠に入るのかは謎。
-カシウスの槍-
こちらが明らかにマウントを取っている中、そんな状況を打破しようとする召喚/煌臨時効果に強烈に刺さる。
1コスト支払うのもセレストゥルと相性がよい。
役割としてはメガトータティスと似ている。今回は圧力としてメガトータティスを採用。
デッキコンセプト
プチスタークは"相手の邪魔をする"デッキの印象が強いように見受けられる。
たしかにそれは大まかには間違っていないのだが、行き過ぎて"相手の邪魔をする"こと自体が目的の構築になってしまってもいけない。
"相手の邪魔をする"のは、あくまでも勝利条件達成のためのプロセスに過ぎない。
つまり、塩梅としては「致命的な一撃から身を守れさえすればいい」。そこがクリアできれば、威力の削がれた攻撃などじゅうぶんにいなせることが多い。
1t目プレイ優先度
先攻
凍れる火山>プチスターク
ヴィーゼルセット>パタバード
凍れる火山とプチスタークで競合するなら凍れる火山を配置。
ヴィーゼルミラージュとパタバードで競合するならヴィーゼルセット。
後攻
パタバード>ヴィーゼルセット
凍れる火山があれば絶対に配置する。
ヴィーゼルミラージュとパタバードで競合するならパタバード召喚。
優先度が入れ替わるのはプチスターク召喚のため。
対面相性
激覇ダン
微有利。
耐性持ちはアタック中のノヴァXVだけでコスト13ならブロックできるので、エクストリーム・スタークまで繋がっていれば防御できる。
ビヒモドス着地までにエクストリーム・スタークを用意するのは難しいので、幻魔神かバイナレイター・デュアルスタークを大事に使う必要がある。
ライフは回復されるのでトール・キャッスルで勝つ。
ククルカン
不利。
序盤にマウントを取っていても創界神ククルカンとツィツィ・ミトゥルでひっくり返される可能性が高い。
ライフは回復されるのでトール・キャッスルで勝つ。
アテナ
超不利。
火山や便乗ドローが反応せず、速度もあり、ネクサス効果での除去を軽いコストで撃つことができ、耐性貫通もある。
ほぼ全ての苦手要素を兼ね備えている。
どうにかして創界神アテナを置かれる前に殴りきるのが最善。
フラカン
有利。
最序盤の猛攻を耐えきったら後はプチスタークの防御力が上回る。
レーヴ
有利。
ヴィーゼルや凍れる火山が刺さる。
C7でアタックステップに入られるとフラッシュ超契約煌臨で2点貫通を食らうので、レーヴ側がC7になったタイミングからは極力アタックステップの妨害をしていきたい。
アイボウ
有利。
耐性貫通も無色除去もせず、アタッカーが少ない。
フリーデンが刺さる。
ジャバド
有利。
1ターンの除去回数に制限がある。
メインステップの除去回数も少ない。
ヘラ
五分。
メインステップの除去回数が多い。
スターク&セレストゥルはセレストゥルが合体していても信用はできない。
いち早くカウントを貯めてバイナレイター・デュアルスタークに繋げたい。
C6のバイナレイター・デュアルスタークにセレストゥルか鋼鉄魔神が合体するとほぼ除去されない。
エクストリーム・スタークはレベル2を維持させてもらえないので、トール・キャッスルで勝つ。
リザーブのソウルコアを召喚時効果でトラッシュに送ってくるので、墜落戦艦遺跡でソウルコアを構える動きは極力やらない。
ハデス
超不利。
ヴォルゴートが絡むと必敗レベル。
速度があり、ネクサスでの除去を何度も飛ばしてくるのでせめて火山が消えないように祈るしかない。
ウィズ
超不利。
ブロックできないので序盤にカウントが盛れず、運良くカウントが盛れてもメインステップでバーストが剥がされるのでエクストリームスターク+フリーデンXVでアタックステップをスキップすることもできない。
フォーアンサーの結誓にはヘイトネクサスも反応しない。
ゲーム進行
1ターン目は優先度に従ってプレイして、カウントを伸ばしながらドローを進める。
2ターン目以降も基本的には自分のリソースを伸ばすような方針でプレイする。
スターク&セレストゥルの効果で踏み倒すブレイヴはセレストゥルが最優先で、他のブレイヴは無理してまで召喚する必要はない。
マーキュルブレード・ティアドロップは、召喚時効果が強力なためあればあるだけ出したくなるが、その瞬間に必要なカードが判断できなかったり、もうカウントを伸ばす必要がなかったりする時は温存しても問題ない。
致命的な一撃さえ防ぎながら展開すればそうそう負けることはないので、エクストリーム・スタークでの2点貫通を焦る必要はない。
C7になったからといってむやみにエクストリーム・スタークを吐くと、トラッシュのコアを剥がされて盤面が崩壊しかねない。
一度エクストリーム・スタークを煌臨した後、エクストリーム・スタークのままで相手のメインステップを過ごさせると除去回数で上回られてしまうことがしばしばある。
盤面に墜落戦艦遺跡と手札にエクストリーム・スタークがあるなら、自分のターンにバイナレイター・デュアルスタークや(相手が装甲色のデッキだったら)ミスタージョンに煌臨しておくのが有効な場合が多い。
相手に何もさせないヘイトデッキと駆け引きで選択肢を奪うコントロールデッキの、ふたつの側面があるという認識を持っていると扱いやすいように思う。
終盤が近づいてきたらライフ5点を奪って勝つのかデッキ破棄で勝つのかを判断する必要がある。
紫などのデッキ破棄対策を入れにくいデッキ、アタックを受けると大きくアドバンテージを稼いでくるデッキにはデッキ破棄で勝った方が早い。
それ以外のデッキにはしっかり有利な盤面を築いて、隙を見て少しずつでもライフを奪う意識が肝要。
プチスタークの弱点
序盤の防御手段を置物に頼っているので、厚みのある速攻をされると崩壊することが多い。
中・終盤はメインステップに耐性を持たないスピリットに盤面を預けることが多いので、メインステップでの除去を繰り返されると耐えきれず崩壊することが多い。
最後に
動きの面白いデッキでじっくりとゲームができ駆け引きもあるので、興味を持った方はぜひ使ってみてほしい。
新感覚を約束する。
より新しいリスト(有料部分)
ここまで読めばプチスタークの基本は理解できたであろうことから、そこからのリスト変遷へと移る。
ほぼ蛇足に近いので、投げ銭として設定していると思ってもらって構わない。
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