爆笑問題を好きになった時
初めて書くのにテーマは何がいいかと考えて、ポンと出たのが「爆笑問題」だった。
私は学生の頃からお二人が愛おしくて仕方ない。
というのも、幼い頃は番組で暴れる太田さんとたしなめる田中さんの外面的なものしか覚えがなかった。
そんな私も強く印象に残っているのが、2012年のオールスター感謝祭春。
芸能人が東から西から集まり、お祭り騒ぎの番組として子供心に好きだった。
今やTBSの鬼っ子となった(当時も)お二人が、パネラーとなって大人しくしている訳はなかった。
特に太田さんは無双していた。
・番組開始後、新司会の今田耕司に絡む。
・他番組の自己紹介に割り込む。
・渡辺正行が不倫をしているとお茶の間へ発信。
・ミニマラソンに参加。(周囲の反応からアドリブ?)
・たけしと軍団+αのやり取りに介入し、ボコボコにされる。
・ローション相撲参加。
上記の様に、番組の要所で必ず目立っていた。
田中さんも冒頭の今田耕司との絡みで、太田さんを追い、スタジオ中央に行き、戻るように言いながら自分も留まるというスーパープレイを魅せる。
「大勢人が集まると楽しくなっちゃう」と自他ともに認める太田さんはまさに水を得た魚だった。
若いアイドルや旬な俳優を目当てにした視聴者でも、番組終了後に印象に残るのは爆笑問題だろう。
活躍の場面が偏りがちなお祭り番組で、これ以上の成果はないと思う。
なんて大胆なんだろう。
立場が前衛と後衛的で分担されている。
(後に前衛後衛が入れ替わることが多々あると思い知らされる)
私は引き気味で見ている両親を尻目に、二人から目が離せなくなった。
それからというもの、テレビや書籍で爆笑問題を追うようになった。
そして二人の活躍の場はそこに留まらないということを知るのはまた別の話。
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