夢と現の狭間で惑わされる。

おばあちゃん家でいつものように、ママンや伯父、伯母とお茶菓子を食べながら笑い合っていた。
夕方になり、近所に住んでいる従姉妹の子供、つまりはお茶会に参加していた伯母の孫が学校から帰ってきた。
それを見て、「そうか、今日は学校があった日か」となんとなく思い、数秒置いて焦る。

えっ？学校があった日？

思わず「今日って平日？」と呟いた。
そんな私の呟きを聞いて、ママン達が「何言ってるの？今日金曜日じゃない」と口々に言う。

金曜日？土曜日ではなく！？
混乱する頭を強引落ち着かせて、急いで携帯を取り出す。
洒落にならない。夕方になるまで気づかないなんて。会社になんの連絡もせずこんな時間まで、もう平謝りするしかない！

そんな決意を固めた時目が覚めた。
明け方4:30。
そうか、夢だったか。座椅子で居眠りして目覚めた後、寝直してからまだ1時間ほどしか経っていない。けれど、夢で良かった。

という夢を見たせいで寝坊をしました。遅刻してすみません。
と、会社で謝る私。10分程の遅刻といえども、遅刻は遅刻。
笑いながら許してくれる職場に感謝。
あれ？でも私今日、テレワークの日じゃなかったっけ？なんで会社に来てるんだろう？

そんな疑問を抱いた時、目が覚めた。明け方6:00前。あれ夢？
さっき目覚めてから1時間ちょっとしか経っていない。起きるにはまだ早い時間。
なんでこんなに小刻みに目覚めるんだよ、寝かせてくれよ、、、と思いながら眠りにつき、朝8:00、けたたましく鳴る目覚ましの音で目が覚めた。

そんな1日の始まり。
起きてから、何が夢で何が現実で、今は夢なのか現実なのか少し戸惑った。
小刻みに眠ったせいかもしれないけれど、今日はなんか朝からひと冒険済ませたような、そんな1日だった。

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