谷町ジャンクション(ほぼひとりごと(7月14日(日))
(写真は、六本木一丁目の泉ガーデンヒルズから、2階建てになっている首都高谷町ジャンクションを撮ったものです)
谷町という地名は、大阪の方が有名です。大阪メトロ中央線と谷町線の乗換駅、谷町四丁目駅は、大阪城最寄りの駅のひとつなので、おおぜいの観光客が乗り降りしています。
明治時代、相撲取りを大阪の谷町に住んでいる人が贔屓したことが、熱心なファンのことをタニマチと呼ぶ語源だそうです。伝統なのか、大阪の谷町に住んでいる知人は相撲好きです。
首都高で、霞が関方面(都心環状線)と、渋谷方面(3号線)の分岐点が谷町ジャンクション、タニマチの起源同様、Wikipediaで調べると、昔の地名が麻布谷町だったということです。
こちらは、渋滞の名所で有名ですが、高速道路の下がどうなっているのか、気にしないで走っていました。アークヒルズのような高層ビルが増えたので、このあたりかなとわかるようにはなりました。
旧地名麻布谷町というだけあって、六本木と狸穴(まみあな)の方から見ると谷底みたいなところです。道路は溜池に向かいます。長崎が起源のカステラ屋、今は閉店した麻布文明堂があったところです。
一昨日の金曜日、神谷町から、東京メトロ南北線六本木一丁目駅に歩く途中、泉ガーデンヒルズで正面を見たら、谷町ジャンクション。ここにあるのだと、しみじみ眺めたのは初めてのことでした。
首都高の出口など、名前には、正式な住所ではなく、旧地名や通称、付近の有名な施設などが使われていることがあります。散歩の種は尽きません。小雨のなか、喜んで写真を撮りました。
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