新宿大ガードの向こう側(ほぼひとりごと(2021年9月25日(土)))
(写真は、新宿大ガードを、靖国通り側から青梅街道側に向かって撮ったものです)
深夜食堂という人気ドラマの冒頭は新宿大ガードから、靖国通りを、ドラマの舞台となる深夜食堂が本当に実在していそうな歌舞伎町界隈を左に見ながら走るクルマの視線から撮った映像で始まります。
歌舞伎町あたりの靖国通りには、50年くらい前まで都電の終点があり、新宿大ガードを境にして、都心と郊外が入れ替わっているような感じでした。今、大ガードの向こう側は高層ビル街になっています。
靖国通り側から新宿大ガードの向こうを覗きました。線路に沿った左側には思い出横丁、次の大通りは新宿駅西口、Y字路を左に入ると新宿副都心、直進すると青梅街道、右に曲がると小滝橋通りです。
壁に描かれた落書きや、つい最近までホームレスが生活していたのではないかと思えるような舗道など、おせじにもきれいとは言えません。今でも夜になると事件が起こりそうな雰囲気になる場所です。
統一された美しさのかけらもない感じもある新宿の街ですが、何でもありのところが魅力です。危険なだけの街でもありません。だから、深夜食堂というドラマの舞台が成り立ったのではと思います。
高層ビルが並ぶ新宿副都心、戦後が残っているような思い出横丁エリア、さまざまな飲食店やチケットショップなど雑多なお店が並んでいたり、新宿大ガードの向こう側もこちら側も興味津々になります。
新宿大ガードの先、青梅街道は山手通りと交差する中野坂上までが3車線、そこから先は2車線になります。その先はどんどん狭くなり、青梅から先、奥多摩では山道になって、山梨県に入ります。