千代田線新御茶ノ水駅(ほぼひとりごと(2021年5月11日(火)))
(写真は、しばらく前に撮った千代田線新御茶ノ水駅の聖橋改札口に向かうエスカレーターです)
モスクワや北朝鮮の地下鉄駅の写真を見ると、地上までは遠く、長いエスカレーターが目立っていました。地下の深いところに作られた駅は、防空壕や核シェルターの役割なのではと言われていました。
一方、ニューヨークやロンドンの地下鉄や、東京メトロ銀座線や大阪メトロ御堂筋線など、歴史のある地下鉄の地上への階段は短く、道路の通気口から、下を走っている電車の屋根が見えるくらいでした。
千代田線新御茶ノ水駅聖橋側改札口に向かうエスカレーターが出来たのは1969年ですが、今でもその長さに感心します。反対にある小川町側改札口からは、結構な標高差があるので仕方ありません。
Wikipediaによれば、一番深い駅は、大江戸線六本木駅だそうですが、エスカレーターの長さは41メートルある新御茶ノ水駅が一位を守っているようです。それにしても、長いものだと再認識しました。
新御茶ノ水駅聖橋側改札口を出ると、ほぼ目の前がJR中央線お茶の水駅。反対側では、東京メトロ丸ノ内線淡路町駅、都営新宿線小川町駅とつながります。珍しく、4駅すべての駅名が異なっています。
インバウンドが増加し、お客さまの声もたくさんあったと思いますが、路線番号や、駅番号をつけて、少しでもわかりやすくするよう努力はしているようです。ここはどこに出るかわからない超難解駅です。
5線の乗り入れている大手町駅は、離れていても同じ駅名。決して
わかりやすいとは言えません。新御茶ノ水駅も、当事者がいろいろと考え、工夫しようとしたのでしょうが、解は見つからないようです。