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街の電気屋さん(ほぼひとりごと(2020年4月25日(土))
(写真は、幡ヶ谷の裏通り、不動通りの端にある街の電気屋さん。ユイ電工社です)
行動半径が一気に縮小してしまった今、散歩で外を歩いている時、今まで見過ごしていた風景に気づくことがあります。幡ヶ谷の裏通りにある、街の電気屋さんの前も何度も通ったことがありました。
実家にいたころは、近所に親しい電気屋さんがあり、最初のカラーテレビや、クーラーなど大物家電もこの店で買いました。家電は、秋葉原や家電量販店で買うという習慣になる前の話です。
今は、家電量販店に買うのが当たり前になり、ポイントカードを持っているビックカメラで買うことが多く、大物家電から、電池まで買っています。品不足になる寸前、体温計用の電池も買いました。
今は、価格ドットコムなどのネットで調べて、家電量販店で実際に見て、確かめてから買うことが増えているそうです。家電量販店はショールームとして利用します。リアル店舗の危機です。
そんな中、品ぞろえも少なく、値段が高く、各メーカーが系列化していた、昔なじみの街の電気屋さんは、経営者の高齢化や跡継ぎの問題もあり、どんどん少なくなってしまいました。
近隣にお年寄りの多い、不動通りには、ユイ電工社のほか、街の電気屋さんがもう一軒あります。昔なじみの店主が、照明器具の取り替えなど、小さなことから、何でもやってくれそうな感じです。
体温計の電池の種類を調べることも大変です。お任せ型の街の電気屋さん、多少高いのはサービス料だと思えば安いものです。このような時代、新たなエリアビジネスの可能性になるかもしれません。