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東京駅丸の内南口で思い出す(ほぼひとりごと(6月12日(水))
(写真は、東京ステーションホテルから、東京駅丸の内南口のドームを撮ったものです)
#東京駅乗車口 #山手線外への直通バス路線 #都営バスと東急バス
東京駅丸の内南口は以前、東京駅乗車口と言われていた記憶があります。60年ほど前のことだと思います。そんな昔のことをなぜ覚えているかというと、理由があります。(東京駅丸の内北口は東京駅降車口)
日本橋三越で買い物をしたあと、東京駅乗車口から、世田谷区の小田急線経堂行のバスに乗って帰宅しました。当時でも渋滞があったり、時間はかかりましたが、乗り換えなしに行けるのが魅力でした。
電車で行くと、東京駅から山手線で渋谷駅に出て、そこからバスか、玉電(東急玉川線)に乗る方法がありましたが、混雑している渋谷駅での乗り換えは結構大変でした。
東京駅乗車口からのバスは、都営と東急の両社が運行していました。山手線の外側まで行くバスは、当時、このほかにもいくつかありました。地下鉄と私鉄の直通みたいなものでした。
都心に出てくる路線ということで、東急バスは、新型車両や、観光にも使えるようなシートの車両で運転することもあり、そんな車両にあたったら、ラッキーでした。
自宅から経堂までの区間でもこの路線を利用しました。世田谷の上町から狭い道に入り、宮の坂駅近くで左折したあと、さらに狭い経堂商店街を抜けていました。事故が起こらないのが不思議でした。
そんなこともあり、東京駅乗車口(東京駅丸の内南口)に親しみを覚えます。この路線は、しばらく前に廃止になり、直通路線は東急バスの目黒経由等々力行が残っているだけです。