ほぼひとりごと(9月12日(水))
(写真は、NYマンハッタンの小公園。ベンチの上に小さいですが、スズメが見えます。ホッとする情景でした。)
(今日はホッとする話にしました。)
ここのところ、酷暑、台風、地震、17年前の9.11と、わざわい系の話題を続けましたが、少し話の方向を変えます。街を歩くと、不機嫌な人に遭遇することが結構あります。もともと、そういう顔なのかもしれませんが、眉を寄せて、渋い表情をしていると、周囲にも伝わります。
だからと言って、歯を見せて、笑いながら歩いていても、大丈夫かなと心配してしまうので、程度問題です。自分では、なるべく、明るい顔でいようと心がけています。もちろん、不機嫌になることや、不愉快なことがないわけではありません。むしろ、その瞬間の方が多いかも知れません。
9.11のその日、大変なことが起こっている一方、飲食店がコーヒーなどを無料でふるまい、少しでも、街のみなさんの心を鎮めようとしていました。オフィスの責任者としても、正直怖くて、不安でたまりませんでしたが、みなさんには、自信を持って、明るく接するようにしました。
地震や台風と違って、お店は開いていたので、家に帰る従業員みんなに、サンドイッチと飲み物を配りました。午前中に帰宅しようとしても、足がなく、夜中近くになって到着した人もいました。子供は大丈夫かと声をかけてくれたり、サンドイッチと飲み物でホッとしたと言われました。
翌々日、みんなが出勤した際、全員の顔に不安とか、怖さがあらわれてはいましたが、さあ、やるぞという前向きの明るい表情で、決して、不機嫌ではありませんでした。そうなると、力を発揮しました。日頃、能率の悪い、アメリカの通信会社も、見違えるような仕事でした。
まるで、魔法のようでしたが、私のHPへのアクセス数激増同様、翌月には、以前と同じになりました。それでも、ご機嫌を経験したみんなは確実に変わったと思います。このようなホッとする話や、こうしたいという話、あちこちにあります。こんな話を集め、仕事を楽しくしたいと考えています。