森の小径は明治神宮の中(ほぼひとりごと(6月14日(金))
(写真は、明治神宮の裏道。森の小径そのものです)
明治神宮は、本殿を森が囲んでいる配置になっています。150年かけて、人工の雑木林を植生する計画でしたが、100年経過した今、気温が上がったこともあり、完成間近だそうです。
暑い夏でも、木陰に入ると、少し気温が下がります。木々の活動のせいか、心地よい風を感じることができます。隣の代々木公園や、新宿中央公園、新宿御苑との相乗効果もあるのでしょうか。
25年ほど前、西新宿にオフィスが移転し、原宿駅で降りて、明治神宮の中を抜けて歩くようになって、裏道を発見しました。そのころは、舗装されていなかったので、森の小径そのものでした。
舗装されて、風情がなくなったとがっかりしましたが、10年以上経過し、路面がひび割れたりしたことで、味が出てきています。どこにいるか、わからなくなります。
参宮橋駅最寄りの西参道、代々木駅や北参道駅に近い北参道は、静かなものですが、原宿駅の隣にある表参道は、最先端の場所。いつも、インターナショナルに賑わっています。
そんな喧騒、人込みも、明治神宮の森が近くにあることや、表参道にある背の高いケヤキ並木のおかげで、無機質感がありません。それがこのあたりの魅力になっているのではと思います。
これから迎える暑い季節、緑が多いのはありがたいことです。人ばかりの街ではなく、自然と共生をすることで、心地良い環境が可能になっている森の小径、気持ち良いですよ。
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