八重洲口の桜並木（ほぼひとりごと（４月３日（金））

（写真は、一週間ほど前に撮った、八重洲口から日本橋に向かう道を覆う、満開の桜並木です）

#八重洲口 #桜並木 #丸善

残念ながら、この写真の手前、東京駅八重洲口側の桜並木は切られてしまったようです。そろそろ、このあたりも、再開発が始まるのかも知れません。魅力的なお店に続く狭い路地もみられなくなってしまいそうです。

５年前、ちょうど、桜の咲くころから散るころまでの間、入院した時、八重洲口の桜並木の写真を送ってくれました。いつもなら、通り過ぎるだけだった桜並木の写真をじっと見つめた記憶があります。

八重洲口から丸善に続く、この道は好きです。そのまま、歩けば、日本橋高島屋に着くのですが、ほとんどの場合、丸善が終点になります。ビルの中の散策、何度行っても飽きません。

Wikipediaによると、１９６５年からバーバリーの代理店になったサンヨーとは別に、丸善は１９１５年からバーバリーの代理店になり、つい数年前まで、丸善バーバリーというタグをつけて販売していました。

書店が本業の丸善には、洋書や学術書が充実し、季節になると、外国製のカレンダーもたくさん並びます。文房具や雑貨なども充実しています。何本か持っているメガネは丸善で買ったものです。

大日本印刷の子会社になり、京都のジュンク堂とともに、傘下の書店となって、丸の内オアゾ店が本店になったようですが、日本橋店のイメージと風格は昔のまま、丸善らしいアカデミックな雰囲気を醸し出しています。

今年は、桜並木を散策し、見事に咲いた夜桜を愛でながら歩いて、丸善に寄るという贅沢はお預けになってしまいました。来年を楽しみにして、５年前と同じように、写真だけで我慢することにします。