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相模屋の看板(ほぼひとりごと(2020年11月2日(月)))

【自分の仕事史㊸(電話番号)(www.akihiko.com)】

(写真は、新宿御苑前近くの通りにあった相模屋の看板。市内局番が3ケタです)

#相模屋 #電話番号 #新宿御苑


電話番号を回すとか、プッシュすることも、めっきり少なくなりました。かかって来た電話は返信すれば良いし、新しい店は、検索して電話機マークをプッシュすれば、すぐにつながります。


新宿御苑近くの豆菓子屋、相模屋の看板にある電話番号は、30年ほど前の東京23区内の市内局番、3ケタの番号です。思わず、立ち止まって、しばらく眺め、シャッターを押しました。


江戸幕府が崩壊して150年以上経っていますが、古くからあるお店の名前に、歴史が残っています。豆菓子屋だけでなく、時代劇で有名な越後屋など、店主の郷里の名前がついています。


市内局番が4ケタになる前、東京23区内(03)と、大阪市内(06)は、市外局番を入れて9ケタでした。横浜市内(045)、名古屋市内(052)は10ケタでした。昔はダイヤルだったので、結構手間でした。


プッシュホンになって、電話機の♯記号を使って、良くかけるところの番号を記憶させる短縮ダイヤルが出来るようになりました。この時から、良くかける番号を忘れるということが起こるようになりました。


例外はあって、20年近く前まで、箱根地区は9ケタのままでした。ちょうど、勤務している時、10ケタになるということで、箱根登山鉄道の箱根湯本駅でビラ配りをするなど、宣伝活動をしました。


豆菓子の相模屋はおなじみや近所からのお客さんばかりだったと思います。看板の電話番号が現行維持されていなくても、商売に支障がなかったのでしょう。今となっては、貴重な看板になっています。

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