魚籃坂あたり(ほぼひとりごと(9月4日(水))
(写真は、魚籃坂交差点で、魚籃坂から伊皿子坂に向かう坂道を撮ったものです)
67年前、渋谷区広尾の日赤産院(今の日赤医療センター)で生まれたと聞いています。その近所に住んでいたわけではありませんが、比較的近い、港区白金あたりに親類が住んでいました。
そんなことで、小さなころから、何回か白金や魚籃坂あたりにはなじみがありましたが、東京オリンピックの前、第二京浜(国道一号線)の拡幅で、親類の家はなくなりました。
小さなころのことだったので、薄っすらとしか覚えていませんが、魚籃坂交差点は、たぶん、昔のままです。坂の上のオフィスを訪問することがあるので、時々、坂を上がります。
そんなに長くはないものの、急な坂を息切れせずに上れると自分をほめてあげたくなります。頂上を過ぎると、伊皿子坂を下りて、泉岳寺、右に曲がると大福で有名な松島屋です。
魚籃坂には、カツミ模型店があり、親類の家に行ったときに、寄れるのが楽しみでした。銀座の天賞堂、神田のカワイ模型店、お茶の水の鉄道模型社などもあり、欲しいものがいっぱいありました。
そのあと、カツミ模型店は目黒に移転し、さらに有楽町店に集約したということです。有楽町ビルの地下にあり、鉄道模型を見てワクワクしますが、大人買いはしていません。
今でも、魚籃坂交差点を通って、坂を上るたびに、東京オリンピック前のこと、カツミ模型店のことを思い出します。ここを通ることになった縁を大事にしたいと思います。
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