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東京中央郵便局が見える広場(ほぼひとりごと(7月26日(金))
(写真は、旧東京中央郵便局の外側を保存して建設されたKITTEを撮ったものです)
やっと、工事現場がなくなった東京駅丸ノ内口。コンクリートですが、座る場所が、結構あります。すべて木陰というわけにはいきませんが、昨日の朝は、気持ち良い風が吹いて、快適でした。
このあたり、丸ノ内仲通りにも、ところどころの木陰にはベンチが設けられ、街ウォッチングには最適です。東京では珍しい、人が主役の広場らしい空間になっています。
東京中央郵便局跡に、民営化した日本郵政が高層ビルを建てるという計画が持ち上がった時、壊すの壊さないという大問題になり、結果として今のような形になりました。
丸ノ内地区では、終戦後、米軍の司令部があった第一生命ビルが同じように、昔の姿を保存しながら、高層ビルになっています。そのあと保存されたのが、三菱一号館です。
こういうアングルで写真を撮ると、旧東京中央郵便局の向こう側に、新しい高層ビルが建ったように見えます。もう少し遠近感のある設計にしたら、完璧だったのではと思います。
旧国鉄のシンボルだった東京駅も、一時は、高層ビルに建て替えという話もありました。今は、地下に拡張しながら、今風の動線を確保した、新しい東京駅になりつつあります。
高層ビル中心の街づくりは、生活感が希薄になりがちですが、その中に、古い建物の外側だけでも残っている新旧共存が、良いアクセントなのかも知れないなと思った、昨日の朝でした。