天空海闊(ほぼひとりごと(4月5日(日))
(写真は、天空海闊というイベントで、明治神宮の参道に飾られている彫刻です)
調べれば、簡単にわかることかも知れませんが、明治神宮には、面白いことがいくつかあります。一番は、150年計画で植樹された雑木林ですが、それ以外にもいろいろな面白いことがあります。
神社としては、明治になって、紀元2550年(1940年が紀元2600年)を機に創建された、奈良の橿原神宮に似た感じです。神社の威厳を示そうとする意図が前面に出ているようです。
そんな明治神宮のレストラン「代々木の杜」や売店に入る道のそばの参道の両側に、ある時、多くの銘柄の、日本酒の樽と、ワインの樽が積まれました。明治神宮境内を散歩するようになってからのことでした。
その後、週刊誌に明治神宮の幹部がワインのファンだという、ややスキャンダラスな記事が載りました。どうなるかなと思っていましたが、そのままです。ついこの間まで、観光客が写真を撮る人気スポットになっていました。
明治神宮には、神社のある内苑と、神宮球場や絵画館、結婚式場で有名な明治記念館などがある外苑があります。明治神宮で挙式をして、明治記念館で披露宴をするのがコースになっています。
明治神宮境内での挙式行列は大人気の出し物になっています。和装の花嫁さんを主役に、親族や参列者が境内を練り歩き、本殿に入っていきます。往きと帰り、何度見ても見飽きないイベントです。
今、「天空海闊」というイベントが行われ、参道のところどころに、写真のような作品が置かれたり、自然の花を使ったオブジェがあります。なんとなく場違いな作品群。明治神宮は面白いところです。
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