あれっ(ほぼひとりごと(3月12日(木))
(写真は、渋谷区役所の男子用トイレです。よく見ると何かが違っていました)
ニューヨークの初夏、LGBTパレードが行われます。今でこそ、LGBTという言葉は普通に使われるようになりましたが、行った当初は知りませんでした。賑やかで楽しいパレードです。
ニューヨークのオフィスにも、カミングアウトをした人が複数働いていました。普通に一緒に仕事をしていたので、気にもとめることもありません。そのころの日本では経験していませんでした。
ニューヨークのクリストファーストリート、サンフランシスコのカストロストリートには、アップルのマークのようなレインボーフラッグが飾られ、普通に、男性同士が普通に手をつないで歩いていました。
日本に戻ってきたら、だいぶ様子が違って、LGBTという言葉が普通に使われるようになり、保守的な大企業の中でも、カミングアウトする人も現れるようになっていました。
夫婦別姓を反対する人もいたり、女性天皇に対する議論も簡単ではありません。そんな中、LGBTが市民権を得たとはとても言えませんが、少しづつ、アメリカと同じような変化が出てきているように思います。
同性同士の婚姻を認めている、渋谷区役所に行った時、男性トイレを使ったら、何かが違っています。パドックにように天井までパーティションで区切られ、一蘭というラーメン屋さんみたいでした。
天井まで区切ってあるトイレは初めて見ました。趣旨を確かめたわけではありませんが、となりが全く見えないのは安心です。バリアフリー、ダイバーシティ、気持ち良い暮らしへの工夫、大賛成します。