何かあった時(ほぼひとりごと(3月11日(水))
(写真は、新大久保駅近くで建設中の道です。歌舞伎町から高田馬場あたりまで続くようです)
東日本大震災から9年経ちました。その日は、出張で、広島にいたので、職場や自宅、知人に連絡が取れず、広島空港でヤキモキしていただけでした。翌朝、運航が再開した朝一番の飛行機で戻りました。
4年前の熊本・大分で起こった大地震の時に、海外から温泉地に来ている観光客が状況がわからず、福岡にある西鉄グランドホテルの職員が電話で間に入って、通訳したという話を聞きました。
今は、一旦、減っていますが、そのころにくらべ、インバウンドの観光客が激増しました。インターネットを通じて情報を知ることができるようにはなっていますが、十分ではありません。
自分の経験でも、ニューヨークの9.11の際、わからないという不安を実感しました。日本語放送や日本語メディアもあるという恵まれた環境だったのですが、それでも、不安な気持ちは消えませんでした。
いつもなら、写真を撮った時間には、インバウンドの観光客であふれていた山手線新大久保駅周辺も人が少なく、開通するころには戻ってほしいと思っているような建設中の道路が寂しそうでした。
インバウンドで観光に来る人たちを受け入れる態勢は、急激に整備されていると思います。英語、中国語(大陸・台湾)、韓国語という、4か国語表示や多言語での車内アナウンスも増えています。
何かがあるということを前提に、もう少し準備しないといけないと再考する良いチャンスではないかと思います。建設中の道路が開通するころには、多くの人が戻ってきてくれる環境になってほしいと思います。
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