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文化服装学院(ほぼひとりごと(2020年7月12日(日)))
(写真は、文化学園大学のあるビルの駐車場の看板。下から2番目が文化服装学院です)
今から60年近く前まで、新宿から甲州街道の真ん中にあった線路を走っていた京王線は、甲州街道から斜め左に入り、玉川上水沿いを走って、西参道を越え、初台駅に向かっていました。
横には、文化服装学院の建物があり、甲州街道の反対側には、今はパークタワービルになっている東京ガスのガスタンクがありました。子供心に大きなガスタンクが怖かった記憶があります。
文化服装学院は、文化学園大学になったと、数日前のほぼひとりごとで書きましたが、間違っていました。文化服装学院は、文化学園大学とは別の存在として立派に残っていることに気づきました。
元の文化服装学院の敷地には、ファイザーや飲食店が入っているオフィスビル、クイントビルと、文化服装学院がルーツになっている6つの教育機関が入居する立派なビルが建っています。
ビルの前の公開空地が、甲州街道から曲がってきた、旧京王線の敷地です。地下を走る京王線の電車の音がカタカタと聞こえてきます。走っているのは新宿始発の京王線。新宿の次は笹塚になります。
初台と幡ヶ谷は、都営新宿線から直通する京王新線だけに駅があります。こちらは、甲州街道の下を真っすぐに走り、笹塚駅で、旧京王線跡の緑道の地下を走ってきた京王線と合流しています。
文化学園大学や文化服装学院があるビルの前から、玉川上水に沿って、幡ヶ谷の先まで続く緑道のあちらこちらには、桜の木が植えられ、春には見事な桜並木になります。来年の春が楽しみです。