今井川(帷子川の支流)(ほぼひとりごと(2021年3月17日(水)))
(写真は、保土ヶ谷駅西口付近を流れる帷子川支流の今井川。護岸工事がされ、典型的な都市部の河川ですが、たまに白鷺などがたたずんでいます)
2002年の夏の終わり、天王町のアパートのすぐ近くを流れる帷子(かたびら)川にゴマアザラシのタマちゃんが多摩川、鶴見川からやって来たというニュースをニューヨークで目にした時にはびっくりしました。
大雨で氾濫し、天王町周辺で家屋が浸水したこともある帷子川ですが、河川改修やバイパス工事などで、多少はきれいになり、天王町駅付近では、大きな鯉が群生しているのが橋の上から見える川でした。
保土ヶ谷駅西口付近を流れ、その先で横須賀線・東海道線の線路を越え、国道一号線方面に流れる今井川は、帷子川の支流になります。流量は少ないですが、帷子川と同じような二級河川でした。
こちらの方は、帷子川や横浜駅近くの大岡川と違って、水深が浅いので、タマちゃんは来ませんでしたが、どこからか飛来して、たたずんでいる白鷺や水鳥も多く、シャッターチャンスを狙っている人も見かけます。
浅い水深ですが、こちらにも鯉が群生しています。見かけない時には帷子川と行き来しているのではと思っています。また、小さな魚の群れが気持ち良さそうに泳いでいたり、甲羅干し中の亀を見ることもあります。
上流に工業用水を流すような工場もなく、生活用水が直接流れていないので、澄んだ水とは言えませんが、藻が生えたり、小魚がいるなど、魚や水鳥にとって居心地の良い場所になっているのかも知れません。
治水のため、コンクリートで固められた都市の川ですが、保土ヶ谷駅西口を出て、橋を渡って川を越えたり、川沿いの道を歩くのは悪くはありませんでした。タマちゃんの親戚が来ないかなと思っています。
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