刀剣博物館両国に移転(ほぼひとりごと(6月30日(日))
(写真は、刀剣博物館が移転したことを知らせるポスターです)
アパートの近くにあった刀剣博物館が閉館したのは1年半前。翌年3月には両国安田庭園の隣の立派な建物で、開館しました。( https://www.touken.or.jp/ )
今のアパートに住むようになって15年余り、一回だけ、刀剣博物館の展示を見たことがあります。展示されている、妖しくかがやく刀は、幻想的で、魅力的だなと思った記憶があります。
刀剣愛好家を集めた品評会などもやっていたようで、そんな時には、刀剣を持った人が集まっていました。試し切りに使われるのか、大きな畳表のロールが外に置かれたのを見たこともあります。
刀剣博物館があるので、近くには、刀剣を扱うお店が2店ありました。博物館と一緒に移転してしまいましたが、近所には、博物館の収蔵品もふくめ、刀がたくさんあったということです。
博物館に来館するのは、外国人がほとんどでした。ニューヨークで買った東京のガイドブックにも、本郷の下宿などと並んで、日本人にはなじみの少ない刀剣博物館が紹介されていました。知りませんでした。
少し、わかりにくいところにあったので、近くまで来て、ガイドブックの地図を見ながら、困っている外国人観光客が結構いました。なかには、案内をしたこともあります。
その後、刀女子と言われる人たちが増え、ブームになったのかなと思ったら、移転することになりました。今は、建物も壊され、マンション建設が佳境に入っています。少しばかり寂しいです。
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