代々木上原駅からの坂道(ほぼひとりごと(11月17日(日))
(写真は、代々木上原駅を出たところから、だいぶ前に撮ったものです。写真で見るより、実際は急な坂道です)
東京メトロ千代田線との乗換駅になる前、代々木上原駅は各駅停車しかとまらない小さな駅でした。谷底から、ほんの少し上がったところにあったと思いますが、両側は坂道だったと思います。
健康診断で見つかった結膜炎の治療で、どういうわけか、代々木上原の眼科に通っていましたので、何回か降りたことはありますが、鮮明な記憶はなく、普通の駅としか、覚えていません。
東京メトロ千代田線との接続駅となり、相互乗り入れするようになって、ひとつ前の東北沢からの短い区間でしたが、複々線となり、高架になって、高いところを見上げるような駅になりました。
駅を出たら、そこは坂道という状況は当然のことながら、変わっていません。このあたりに住んでいる人たちは、駅の近くや構内にあるスーパーで買い物したあと、坂道を上ることになります。
代々木上原に住んでいると、腕の力が強くなり、坂道のおかげで、足腰も丈夫になると言われたこともあります。たまに上ると、途中でひと休憩したくなるような勾配が続くことになります。
再開発をしたわけではないので、拡幅した井の頭通りを除き、裏道に入ると、クルマの行き違いを慎重にしないとという感じの狭い道になります。急坂の途中でクルマをよけなければなりません。
この先、小田急電車は、谷底に近い土地を新宿まで走っています。参宮橋駅あたりまで続く尾根の上まで坂道を上ると、代々木八幡神社、いくつかの大使館、お屋敷、高級マンションなどが並ぶ街になります。